2011年5月25日
茨城県 実力テストと定期テストの違い
5月も半ばを過ぎ,実力テストの結果が返ってくる時期になりましたね。
新学年始まって最初のテスト。
是非それを今後の学習に役立ててほしいと思います。
テストは厳選された問題が載っている問題集です。
見直し・解き直しをすることで確実に皆さんの力になっていきます。
それに加えて,各ご家庭でテスト結果を検証してみることをお勧めします。
検証というと少し難しそうですが,そんなことはありません。
定期テストと実力テストの違いを例に,以下にまとめますので,
その点に気をつけて,もう一度テストを見直してみてください。
定期テストでは点数がとれるのに実力テストでは思ったように点数がとれない・・・その理由は?
【範囲】
定期テスト・・範囲が決まっている・狭いので、ある程度詰め込み型の勉強で得た情報でも乗り越えられるが
実力テスト・・範囲が広いので、1つ1つが知識として定着していないと点数にならない。
【問題の作り方】
定期テスト・・ある程度点数をとれるような問題作りがされている
実力テスト・・きちんと理解していないと解けないような問題が多い
実力テストの範囲を丸暗記,しかも一夜漬けで対策をすることはほぼ不可能です。
範囲の狭い定期テストのうちに,確実に知識を定着させる・何回も繰り返す,という訓練が必要です。
そうすれば実力テストのような範囲の広いテストでも,1からではなく,「復習・思い出し」程度の学習で済むようになります。
毎日の積み重ねが大切です。
1回1回の定期テスト(小テスト)を良い機会だと考え,その都度きちっと範囲を押さえていければ,
その結果が実力テストに出てきます。
皆さんのテスト結果からは何が読み取れますか?
詰め込みの知識ではありませんか?
一度は出来たはずなのに,間違ってしまったところはありませんか?
ここまで読んでいただいた後、上記の実力テストを「入試」に置き換えてもう一度振り返ってみてください。
理解と定着のきっかけとしてテストを是非とも活用してください。
日々の勉強法・勉強習慣の見直しが必要な方は,トライまでご連絡ください。