教育プランナーブログ

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まずは大学受験とはどのようなものなのかを良く知り、どのように戦うかのヒントを探っていきましょう。

 

・大学入試センター試験

大学受験の中でももっとも有名な試験。全問マーク式。9科目から行きたい大学に合わせた科目を選択して受験します。

センター試験の特徴は、各科目ごとの高校学習指導要領に準拠していることです。

この条件を守るために、センター試験では教科書の例題レベルの問題が多数出題されます。

きちんと対策しさえすれば、確実に点数を取ることができる試験と言えるのです。

 

・一般試験

原則的にセンター入試との併用で、受けたい大学に直接赴いて試験を受けます。

問題の質は大学によって様々で、対策としてはやはり赤本(各大学の二次試験過去問本)が一番と言えます。

むやみにたくさんの学校に手を出すのではなく、基礎を身につけてから、

本当に受けたい学校の赤本を解いていくことが大切です。

 

・推薦試験

大学が設けた特別な条件(学業やスポーツ、芸術分野など)を満たしたことを、

高校に認められて初めて受けられるのが推薦試験です。

推薦試験は一般試験の前に行われるので、一般だけで受けるよりもチャンスが増えることが最大のメリットでしょうか。

しかし推薦を受けるには高校内で周囲より優れた成績を残すことが必要です。

高校に入学した時点から、推薦の戦いは始まっていると言えるかもしれません。

出題される問題も、大学によっては高校の範囲を逸脱した、高度なものが出題されることもあります。

特別な推薦形式として、大学の近くの高校からのみ集められる地域枠や

合格したら入学を強制する指定校推薦などがあります。

 

・AO入試

志望理由書、面接、小論文などにより出願者の個性や適性を多面的に評価するのがAO入試です。

学科が必要ない場合があったり、推薦・一般よりも早く合格が決まる、などのメリットがあります。

また、高校からの推薦をもらう必要もありません。

しかし近年、AO入学の学生の質の低下が叫ばれており(慶応など、一部大学ではAO入学者の方が成績がいいというデータもありますが)、AO入試を実施する大学は減少傾向にあります。

 

以上が日本の主な入学試験の形式となります。

 

これから受験を戦っていく生徒さん、そしてご両親の参考になれば幸いです。

次回はおもな大学の「偏差値・センター試験得点比率」についてお話させていただきます。

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