2012年4月25日
茨城県 英検対策
お世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
今回は、推薦入試などで重要性の高い、実用英語技能検定試験、
通称英検と呼ばれる試験についてお話させていただきます。
英検は、1963年に創設されて以来、延べ8300万人が受験し、
現在は年間約230万人が受験している国内最大規模の英語検定試験です。
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を、筆記・リスニング・スピーキングのテストで測定し、
合否を判定します。目安としては、3級が中学校卒業程度の英語力と言われています。
英検のメリットとしては、高校・大学入試の点数加算、単位認定が挙げられます。
公の資格を取るための試験ということで、生徒さんがテストに慣れるための訓練としても、
英検はとても手軽なものと言えます。
中学生までの生徒さんは、まず3級を目指して勉強していきましょう。
それでは、どのような対策をとればいいのでしょうか。
小学生なら、とにかく英語をフレーズで暗記していくのが効果的です。
小学生の暗記力は大人より大きく優れており、たくさんの英文に触れ、
パターンを暗記することでほとんどの問題に対応できます。
小学生で英検3級までとってしまうお子さんも少なくありません。
中学生は、学校で英語の授業が始まります。
日本の英語教育では文法を中心として英語を教えていきます。
英検3級の問題は、そのような中学生が習う文法事項が問われる問題です。
つまり学校の勉強がそのまま英検の対策である、と言えるのです。
英検3級以上の試験では、筆記試験以外に面接による試験が行われます。
面接では英語のリスニング力と作文力が問われます。発音についてはほとんど問われません。
リスニング力を養うにも、まずは文法を理解することが近道です。
少なくともある程度の単語を知識として入れておかないと、
音を聞いただけではなかなか理解することはできないでしょう。
「CDを聞いているだけで~」「この本を読むだけで~」といった謳い文句に踊らされていては
決して本当の実力は身に付きません。
きちんとした基礎力を身につけ、テストへの対策をとって英検に臨んでください。