2012年4月27日
茨城県 身近な地域について知ろう
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
本日は“茨城県”について、地理学的な観点から、
入試問題の内容を想定したうえで紹介していきます。
関東地方に属する茨城県は、関東平野の中央に位置しています。
山としては、日本百名山に数えられる筑波山(つくばさん)や、
茨城県最高峰の八溝山(やみぞさん)などが挙げられますが、
最高の標高が1022mという数字を見ても、いかに地形的に平地であるかが分かります。
河川としては、千葉県との県境を形成する流域面積日本一の利根川、
湖としては日本第2位の面積を誇る霞ケ浦が重要です。
他、日本三代瀑布に数えられる袋田の滝もあります。
気候としては、典型的な太平洋側気候を示し、沿岸部では海洋性気候、
内陸部では内陸性気候となる点も典型的です。
都市としては、人口20万人を超えるのが県庁所在地である水戸市と、
ニュータウンとして開発の進んだつくば市です。
次いで、日立市、ひたちなか市、土浦市なども人口の多い市として挙げられます。
産業についてです。
工業では、日立市・ひたちなか市に工業地域が存在する一方、
つくば市には産業技術総合研究所(産総研)や、JAXAをはじめとした研究機関が立地しています。
農業としては、近郊農業が重要で、米・野菜・果実の生産が盛んです。
メロン・クリ・レンコンの生産量は日本第1位となっています。
また、観光・文化としては、日本三名園・水戸の偕楽園、世界最大の大仏として脚光を浴びた
牛久大仏、日本的に著名な土浦全国花火競技大会などが挙げられるでしょう。
J1リーグ所属の鹿島アントラーズは鹿行地域をホームタウンとしています。
身近な地域とはいえ、改めて見つめ直してみると面白いのではないでしょうか。
GWの連休を機に、ちょっと足を伸ばして“茨城県再発見”してみるのもいいかもしれません。