2012年11月23日
茨城県 中学入試攻略法 ~茨城中学校~
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
前回に引き続き、今回も各中学校の入試攻略法です。
第3回目の今回は、茨城中学校の入試対策についてです。
茨城中学校は、水戸地域では高い偏差値を誇る難関中学校のひとつです。
倍率も例年1.5倍前後で推移しており、“伝統ある進学校”の地位を築いています。
昨年度の卒業生の合格実績を見ても、東京大をはじめ各国立旧帝大、
早稲田大や慶應大への進学者がずらりと並んでいます。
一方で、部活動もかなり盛んで、9割以上の生徒が部活動に参加しているようです。
さて、茨城中学校の入試日ですが、今年度は1/15(月)です。
教科と配点は、今年度も国・算が各60分150点満点、理・社が各40分100点満点です。
オーソドックスな配点傾斜ではありますが、
特に、国・算は60分試験で量・質ともに比較的ボリュームのある試験です。
長時間の試験でも集中力を切らさないようなトレーニングも必要でしょう。
長い時間試験問題に向かう経験は、事前に積んでおいたほうが当日焦らずに済みます。
問題の傾向としては、昨年度は国語・算数での難化が見られました。
国語は、3篇の文章(小説2、論説1)が与えられ、しっかりと読みこなしながら問題を解く
必要があります。自分の言葉で表現する設問も設けられていますので、
過去問を参照しながら、自分で答案を作れるようになっておきましょう。
算数は、落してはいけない基本問題が一定数出題される一方で、実践力を問うものも多く、
トリッキーな問題・思考力重視の問題も散見されます。
応用問題にも対応できるよう、ある程度のトレーニングが必要でしょう。
ただし、本校が公開している合格最低得点率は5割を切っています。
応用問題も多く見られる入試問題になってはいますが、やはり
「皆が落さない問題をきっちりと得点する」が合格へのカギでしょう。
試験のボリュームに打ち負けないよう、着実にトレーニングを積んでいきましょう!