教育プランナーブログ

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

受験生の皆さんは、いよいよ年も変わり、ラストスパートの時期となってきました。

茨城県内では、私立高校の入試が行われている最中ですが、

今回は、昨月末の「私立高校 過去問活用法」に引き続き、

公立高校の過去問の有効な使い方についてお伝えします。

 

私立高校入試と同様、公立高校入試においても過去問分析の重要性が薄れるわけではありません。

一定の枠組み・形式の中で、例年の流れをきちんと踏襲して、

“かっちりと”作られる県立高校入試問題ですから、やはり、問題の形式やパターン、

配点等を把握しておくことは効率アップ、得点力アップにつながります。

 

県立高校の入試問題集を使っていく際、着目してほしいのは「問題の流れ」です。

どの単元のどんな問題が出ているかはそれほど重要ではありません。

というのも県立高校入試問題は例年、分野や単元の偏りなく・満遍なく出題されているので、

「今年はこの範囲に出題が偏るだろう」といったヤマかけは成功しにくいからです。

 

それでは、「問題の流れ」として何を意識すればいいのか見ていきましょう。

 

ここでは、国語を例にとってみます。

国語は例年、①小説→②論説文→③古典→④詩などの鑑賞→⑤言葉と作文

の5つの大問で構成されています。

 

もちろんこの順番で解いていっても良いですが、

時間配分は常に頭の隅に置いておかなければいけません。

 

問題を解く順番を変えるのも作戦の一つです。

作文に取り組むと凝ってしまって時間を食う方、

焦って解くと論説文はどうも失敗してしまうという方、

最後まで長文を読み込むための集中力が続かない方など、様々でしょう。

つまり解き方は一人ひとり変わってくるはずなのです。

自分の傾向を知った上で、自分にマッチする解き方、つまり「流れ」を見つけること。

いわゆる“ノリ”は、入試ではかなり重要です。

 

各々の設問に対する対策や演習は、これまでたっぷり行ってきたものを信じましょう。

過去問は、決められた時間の中で、全体を通して解いてこそ意味があります。

ゴールまであと少し、綿密な調整を進めていきましょう!

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