2013年1月18日
茨城県 入試直前!頻出単元攻略術! ~高校入試数学:大問④関数とグラフ~
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
今回から2回に渡って、「頻出単元攻略術!」と題しまして、
茨城県の公立高校入試を控えた皆さんに向けて、
「特にこの単元は押さえておいてほしい!」という選りすぐりの単元をまとめてみます。
5教科の中でも特にご相談の多い、数学(今回)、英語(次回)の2つについて取り上げます。
さて、前回の記事では過去問の活用法について、俯瞰的に取り上げました。
今回はその中でも、数学の中から単元をピックアップし掘り下げていきます。
この時期、改めて初心に立ち返ってほしいのは「関数とグラフ」です!
もちろん、「図形」も対策するべき・入念な対策が必要な分野ですが、
問題のとらえやすさという点で、図形感覚の養成が必要な図形よりも、
関数の単元の方が直前期には適しています。
まず手始めに、茨城県公立高校入試の、過去3年分の問題傾向と出題形式を見てみましょう。
【2012年】
y=ax2とy=-x/2+3のグラフが与えられ、グラフ上の点を結んでできるいくつかの図形から
aの値を求める問題
【2011年】
y=ax2とy=-6/xのグラフが与えられ、問題文中の値から直線の式やaの値を求める問題
【2010年】
y=-x2とy=a/x問題文中の値から直線の式やaの値を求める問題
これらはいずれも大問④の問題です。
難易度からいっても、どのレベルの学校を狙う方にとっても、
この問題は”落とせない”問題になるはずです。
この先の大問には、点が動く関数の問題、図形感覚の必要な問題など、
“差がつく”問題が目白押しだからです。ここで確実に得点し、次へとつなげましょう。
茨城県の数学大問④は、テーマとなるグラフは、一次関数・二次関数・反比例と様々です。
しかし「各グラフの交点をしっかり把握し、問題文中の値をあてはめながら解いていく」
という点で、毎年ブレがありません。
重要なのは、与えられた値が何を意味するのか、よく読んで理解することです。
グラフに実際に値、点や線などを書き込んでみることも効果的でしょう。
発想の転換や応用的な思考力は必要なく、
「注意深く問題を見て、正確に文章をグラフにあてはめていく」のがとにかく必勝法でしょう。
落ち着いて解けば、必ず答えが導き出せます。正答できる力がついている方は、
あとはスピードとの勝負でしょう。
ここまでの残り時間で”差がつく”問題の正答率が変わってきます。
次回は英語の中から、単元をピックアップしていきます!