教育プランナーブログ

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

頻出単元攻略術の第二回ということで、今回は英語を取り上げていきたいと思います。

 

英語というと、やはり重要な問題になってくるのは、

配点の高いリスニング(30点)長文読解(25点)

ある程度積み重ねがものを言う分野でもありますが、もちろんこれらの大問には

最後の最後まで努力を注ぎたいものです。

 

今回ここで取り上げていきたいのは、最後の大問6で出題される英作文

配点はわずか10点分ですが、侮ってはいけません。

この大問は、ポイントをしっかりと押さえることで安定して得点できる問題となるのです。

英作文で得点するには、もちろん基礎となる英語力、単語や文法の知識が必要なのは

言うまでもありません。しかし、一定の知識さえあれば、英作文で、

“10点満点はなかなかとれなくとも、大きくは落さない”という状況に持っていけるのです。

そう、英作文には解き方のコツがあるのです。

 

例年の問題を見てみましょう。

2012年は、「留学生に、テニスの代わりにすることを提案するメール」を書く問題。

2011年は、やや形式が異なるものの「マンガについて賛成または反対の立場から意見を述べる」問題。

2010年は、「中学校生活の思い出の品物についてのスピーチ」をする問題。

 

このように、極々日常的で平易なテーマが選ばれています。

さて、ここからが大事なことですが、これらの質問に『読んだ人をうならせるような、素晴らしい文章』を

書く必要は全くありません。「テニスの代わりにすることがどれだけ面白そうか」、

「漫画についての意見がいかに斬新か」…といったことはほぼ評価されないのです。

これは、「英作文」の問題だからです。

 

ポイントは、

自分の知っている単語、表現だけを使って、

英文法的に誤りのない文章を書けばいいということ。

 

たとえば皆さんが、「テニスの代わりにゲームして遊ぼう」と思っているとしても、

「ゲームで遊ぶ」という表現が思いつかなければ、「バスケットボールをする」「映画を見る」にしても

良いわけです。また、複雑な表現は使わない方が無難でしょう。

受け身構文や関係代名詞などは少しリスクが高そうです。

細切れの文章でもかまわないので、「曖昧な文章を書かない」ことに気を配りましょう。

 

もうひとつ付け加えるなら、英作文は最後の問題ですが、白紙で提出することは避けましょう。

自由度が高く、計10点分ある設問ですから、少しでも書いておくことで部分点が狙えます。

 

 

さて、2回にわたって設問をピックアップしてきましたが、最後に見方を変えて、一つ注意点です。

前回の記事でも述べましたが、忘れないでほしいのは、

「入試は全部の問題の総合点で合否が決まる」という点です。

常に問題を解く上での「流れ」を意識するようにして、決して一つの単元にとらわれすぎないように

しましょう。この時期は「全体でどれくらいの素点がとれるのか」も重要なのです。

 

全体の流れを重要視するのか、補うべき単元を強化するのか。

今やるべきことを明確にしながら、着実に入試準備を進めましょう!

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