2013年7月30日
茨城県 自由研究の進め方
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
さて、小学生のみなさん、夏休みは満喫しておりますでしょうか。
夏休みというと、普段とはちょっと違う大型の宿題も出されたりするわけですが、
その目玉とも言えるのが自由研究。
今回は自由研究の進め方についてお話いたします。
自由研究では、あらかじめ準備を進めたり、一定の期間観察を行ったりする必要があります。
綺麗にまとめる時間も必要でしょう。
夏休みの後半になって焦ったりしないよう、7月の段階から何を行うのか明確にしておきましょう。
残された時間が限られてしまうと、それだけ行える自由研究の幅も狭められてしまいます。
それでは、実際にどうやって自由研究のテーマを決めたらよいでしょうか。
世の中には自由研究キットという、それさえ買ってしまえば課題が最初から最後までできてしまうものや、
そうでなくても自由研究のひな形をたくさん掲載した本が出回っています。
もちろんそういったものを利用するのもいいのですが、
やはり思い出に残る自由研究は自分で発案し、自分でアレンジしたもの。
自分で一から研究テーマを決めるのはなかなか難しいですが、
書籍やキットなどを参考にしながら、自分なりにテーマをアレンジしてみましょう。
特に理科系のテーマは、研究の対象や方法をちょっとアレンジするだけでも自分の独創性を出すことができます。
例えば「アサガオの観察」というテーマひとつとってみても、ただ単に育てて日記をつけるだけでなく、
日陰と日向で発育を比較してみる、花や葉のつき方に着目してみる、
咲いた花や種を使って二次的に何か作ってみる、アサガオとの比較で別の植物を並行して育ててみる…
などなど、アレンジを加える方法はいくらでもあります。
そして方法やまとめ方を工夫してみると、オリジナリティのある自由研究が出来上がります。
ワンランク上の自由研究を目指すなら、やはり「自由」に何を研究してもいいわけですから、
テーマをどこかから掘り起こしてみたいものです。
理科の教科書を参考にして、学校で習ったことをベースにするのももちろんいいでしょう。
他のおすすめは、小学生向けの自然科学系の百科事典や、お兄さん・お姉さんの教科書・資料集を
パラパラとめくってみて、興味のわいたものをテーマに選ぶ方法です。
内容は難しいかもしれませんが、すべて理解できなくとも自分なりに研究することはできます。
それが、学校の学習の範囲を越えた自由研究の醍醐味でしょう。
地域の科学館に足を運んでみるのもいいかもしれません。
この時期はどの科学館も小学生の自由研究向けに、催し物を開催しています。
つくば市のつくばエキスポセンターでも、科学教室や、サイエンスショー、工作教室などのイベントが行われます。
(詳細は、ホームページなどで確認してください)
難しく考える必要はありません。題材は身の回りにいくらでも転がっています。
日常生活で、「あれ?」「そういえば…?」と思ったことを大切にしてください。
ちょっと時間がかかりそう、手間がかかりそうぐらいが、やりがいのある自由研究になります。
せっかくなので、大人になってからも思い出せるような研究にしていただきたいと思います。