2013年11月15日
茨城県 私立高校入試の傾向と対策 ~社会編~
お世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
今回はつくば秀英高校の入試対策社会編をお送りします。
つくば秀英高校の社会は、例年大問が4題出題されます。
昨年度の入試問題の構成と配点は以下のようになっています。
大問1 地理的分野(32点)
大問2 歴史的分野(30点)
大問3 公民的分野(20点)
大問4 三分野総合問題(18点)
例年40問程度の出題となっていますが、各分野で論述問題が出題されています。
そのため、時間には十分配慮して解答しなければいけません。
社会科の学習は、それぞれの分野によって学習の取り組み方を変えると理解につなげやすくなります。
《地理的分野》
地形図や略地図、グラフや表などの資料活用問題は狙われやすいです!
これらの問題を解くにあたっての基礎的な知識は身に着けておく必要があります。
日頃から、統計資料や地図帳を見るように心がけましょう。
《歴史的分野》
基礎的な知識は当然必要ですが、事件の名称や年号だけでは対応することができない記述問題も
題されています。流れで歴史を理解するためにも、テーマ史(文化史、政治史)に分けて勉強すると
理解がより深まります。
《公民的分野》
ここ数年間の時事問題が出題される可能性はあります。日頃から時事問題に目を向けましょう。
社会は「暗記科目」とよく言われていますが、暗記だけでは得点につながりません。
社会を勉強する上で大切なことは、「インプット」と「アウトプット」を分けて学習していくことです。
「教科書を読む」ということをやみくもに繰り返すだけでは、ただの作業になってしまいます。
それはインプットではありません。また、自分で理解したつもりでも、実際に問題を解いてみて
思い出すことができなければ、アウトプットのトレーニングが不十分です。
つまり演習量が足りないということです。
「インプット」、「アウトプット」この二つを意識して学習に取り組んでみましょう。