2014年10月7日
茨城県 高校入試の傾向と対策 社会編
家庭教師のトライ茨城校です。
今回は、社会の県立高校入試対策を取り上げます。
例年の県立高校入試の傾向を踏まえると、構成と配点は以下の通りです。
・地理的分野(約30点)
・歴史的分野(約30点)
・公民的分野(約20点)
・三分野総合問題(約20点)
■各分野の出題傾向
・地理的分野…
地形図や略地図、グラフや表などの資料活用問題は必出。
これらの問題を解くにあたっての基礎的な知識は身に着けておく必要があります。
日頃から、統計資料や地図帳にどれだけ目を通したかが合否を分けます。
・歴史的分野…
基礎的な知識は当然必要ですが、事件の名称や年号だけでは対応することができない
記述問題も出題されています。流れで歴史を理解するためにも、
テーマ史(文化史、政治史)を追うと理解がより深まります。
・公民的分野…
ここ数年間の時事問題が出題される可能性があります。
日頃から時事問題に目を向けましょう。
社会は「暗記科目」とよく言われますが、
社会を勉強する上で大切なことは、「インプット」と「アウトプット」を分けて学習していくことです。
「教科書を読む」ことをやみくもに繰り返すだけでは、ただの作業になってしまいます。
それはインプットではありません。
また、自分で理解したつもりでも実際に問題を解いてみたときに思い出すことができなければ、
アウトプットのトレーングが不十分です。つまり演習量が足りないということです。
「インプット」、「アウトプット」この二つを意識して学習に取り組んでみましょう。