2014年10月7日
茨城県 高校入試の傾向と対策 国語編
家庭教師のトライ茨城校です。
今回は、国語の茨城県県立高校入試対策について取り上げます。
茨城県の高校入試国語は、
小説、論説文、古文、詩、そして小論文がそれぞれの大問に分かれており、
選択肢と記述で回答する形式です。
難易度も全国的に見ても標準的な内容となっています。
とはいえ、国語のテストに対して苦手意識をもっている方は多いと思います。
国語に対してどういった対策をとればいいのか。
まずは、基礎知識をしっかり固めましょう。
国語の問題は文章を読んで答えるだけで、予備知識など必要ないだろうと
思われている方もいるかもしれませんが、
それぞれの大問に1,2問含まれている基礎知識についての問題は、
国語の試験において重要な得点源です。
基礎知識が身に付いていることで、解きにくい国語の試験で確実に点数がとれる部分ができ、
余裕を持って読解に取り掛かることができます。
中学生で習う常用漢字、古文の単語、漢文の文法などは、
ほかの教科と比べてもちょっとした努力で暗記することができます。
まずはここで点数を安定してとれるようになることが重要です。
国語の問題で一番困るのが読解であると思います。
なぜなら、なんとなくで解いていても解けるときは解けてしまうからです。
逆に、間違った時に自分がどうして間違ったのか分かりにくいことが
国語の試験勉強を難しくしている要因です。
国語の試験勉強では、見直しがきちんとできるかどうかが、他の教科と比べて重要です。
見直しのポイントとしては、解説で問題文のどの文章に注目しているか、
どうしてその文章に注目するのかをよく見てください。
それと見比べて、自分がどうして間違った回答をしているのかをよく考えましょう。
その繰り返しの中で、国語の試験で求められる読解力が身に付きます。
国語の試験で求められるのは、文章に対する読解力ではなく問題に対する読解力です。