教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



受験生・非受験生に関わらず今年の学習の見直し・振り返りをし、

次年度の計画を立てる時期になりました。
 
今一度勉強法について見直しをしていただくために、

各科目の勉強方法をご紹介します。
 
 
<国語の勉強方法>
 
国語の読解は集中して考え、「自分なりの答え」を出そうとしない限り力がつきません。

授業についても「教わる」だけではなく、最初は「一緒に解いていく」スタイルが一番効果的です。
 
その後解法を先生から教わり、それを踏まえて自力で解き続けるうちに自分なりに

答えを考えるプロセスが分かり、徐々に正答する為のコツがわかったり、

正答の範囲が絞り込めるようになってきます。
 
また、古典・漢文・詩・短歌・俳句などの基本事項は、暗記部分が多くあります。

そちらは自習時間にしっかりと「繰り返し」を必ず行いながら進めましょう。
 
 
<数学の勉強方法>
 
①「入試対策の時間を確保しよう」
 
受験生は学校の進度に合わせるのではなく、先取りスタイルでどんどん学習を進め、

早めに3年生の内容を終了させましょう。

特に、上位校合格には入試対策の時間が必要不可欠です。

各学校の出題傾向をつかむことなしに勉強し続けるのは、

非常に効率が悪い「勿体ない勉強方法」になってしまいます。
 
②「自分が解ける問題をしっかりと得点することを意識する」
 
解けるはずの問題を、勿体ないミスのせいで失点してしまう、というのは

誰しも経験のあることだと思います。

受験生の場合はその1問のケアレスミスのせいで合否が分かれるかもしれません。

特に高校受験生の場合は計算問題の配点が1問1問高く、

取り戻すには、後半の難解な部分から取り返さなくてはいけません。

受験生でなくても自分が勿体ないミスをしてしまう、と感じているのであれば

少ない量でも毎日計算問題を解き、ケアレスミスがあった場合はどこでミスをしているのか

原因を突き止め、次回同じミスをしないよう意識付けすることで大幅にミスは減ります。
 
 
<英語の勉強方法>
 
Ⅰ リスニング対策
 
リスニング問題は、どれも教科書に出てくるような英文なので、「耳を鍛える」練習と同じくらい

「語彙力」が必要になります。リスニングの解答パターンは次の事柄を意識して行いましょう。
 
①一つ一つの単語を聞き取る。

(放送のスピードは速くないので、落ち着いて聞き取りましょう。)

②聞き取った単語の意味を思い出す。

③文章として適切な訳を思い浮かべる。
 
①の聞き取りが苦手な場合は、最初はリスニング原稿を見ながら聞いて耳を鍛え、

慣れてきたら原稿なしで練習しましょう。②では語彙力、知っている単語の数が鍵になります。

単語練習・テストはしっかりと実施し、語彙力をつけておこう。
 
 
Ⅱ 長文読解対策
 
長文読解を苦手と感じている生徒は多いかもしれませんが、実は使っている単語のほとんどは

基本的なものです。ですが単語を覚えていればそれでよいかと言えばそうではなく、

単語単語を文章として組み立てる能力と処理スピードも鍛える必要があります。
 
また、文章中にわからない表現が出てきたときに、

文の構造にしたがって読んでいき意味を類推する練習も欠かせません。

長文は文字の量を見て諦めず演習を繰り返すことで、

英文を日本語で理解するスピードがついてきます。
 
 
<理科の勉強方法>
 
苦手だと感じている人の多くは、暗記事項を疎かにしたまま問題に取り組んでいるのではないでしょうか。

正しい手順として、
 
①暗記事項をしっかりと押さえる。

②法則や決まり事を、なぜそうなるのかも踏まえて理解する。

③多くの問題に触れ出題傾向をつかみ、解答方法を押さえる。
 
と段階立てて学習を進めましょう。
 
②の部分、何故そうなるのかは、暗記と違い仕組みがわからないと

理解できないものも多くあるので、解説を読んでも理解できない場合は

そのままにせず先生に質問しましょう。
 
また、運動・電流・化学反応式・圧力など、理科では計算を伴う問題が出題されます。

しかし、計算問題のパターンはさほど多くはないので、単元ごとに計算方法を押さえましょう。
 
 
<社会の勉強方法>
 
地理歴史公民ともに、一つ一つの関連性を高めていく学習をしましょう。

ワーク以外に教科書や資料集を準備して、場所や歴史的資料等もあわせて

一つの事を複合的に押さえましょう。
 
また、例えば公民の「三権分立」の図表のように、そのまま受験に出題されるものは、

ノートに丸々写して繰り返し見直して覚えてしまいましょう。
 
ただし、図表をノートにまとめることにこだわり過ぎ大幅に時間をかけることは控えましょう。
 
特に社会が苦手な場合は、問題を解く際には1度目は書き込まず、数回練習しましょう。

出来なかった部分はしっかりと解説を読み、後日解き直しをし定着の確認も行いましょう。
 
歴史については、まずは縄文から現代まで時代の名前を言えるようにし、

それから各時代の流れをおさえていきましょう。
 
一つ一つの語句と意味を押さえるだけでは不十分です。

その出来事の起こった背景や起こった場所・前後にどんな出来事があったのかを押さえておきましょう。
 
また、受験生地理の資料・グラフの読み取りの練習が不可欠です。
 
計算問題は理科同様パターンはさほど多くはないので、単元ごとに計算方法を押さえましょう。

基礎的な勉強の仕方を身につけたら、そこから自分なりの勉強法を確立しましょう!

このページのトップに戻る

茨城県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら