2022年3月8日
中学受験あれこれ(前編)
こんにちは!
家庭教師のトライ 茨城校です。
今回から全2回にわたって、おすすめテキストや塾など、中学受験にまつわるさまざまな情報を紹介します!
「子供に中学受験をさせたいが、自分が経験したことがないからどうすればいいかわからない・・・」
という親御さんは、ぜひ参考にしてみてください!
〇塾には行くべき?
塾や家庭教師は費用もかかるし、送迎の手間もある。中学受験といっても、出題されるのは小学生の学習範囲内の問題だし、だったら過去問だけ購入して解説すればいいか・・・。
中学受験を経験していない親は、このような誤解をしがちです。
確かに、中学受験で出題される内容は「小学校の学習指導要領の内容を逸脱しない」ということに“建前上”はなっています。しかし実際の入試には、一般の公立小学校では学習しない内容や、独特のテクニックを要求される問題が出題されます。
例えばこのような問題があります。
つるとかめがあわせて50匹います。足の数は合計で140本あります。つるとかめはそれぞれ何匹ずついるでしょう。
これは「つるかめ算」という、中学受験の算数では定番の問題です。
さて、皆さんならどう解きますか?
最も手っ取り早いのは、つるの数をx、かめの数をyとおいて連立方程式(x+y=50、2x+4y=140)を解く方法でしょう。
しかし、中学受験の記述問題でこの解き方をすると×になってしまいます。連立方程式は中学校で習う内容だからです。
中学受験におけるつるかめ算の解き方は、次のようなものです。(他にもあります。ぜひ考えてみてください)
・50匹全部つるだとすると足の本数は50*2=100で、140-100=40本足りない
・つる1匹をかめ1匹におきかえると、足の数は2本増える
・よって、かめの必要数は40÷2=20匹、つるは50-20=30羽
中学受験には、他にもこのような独特の解き方や知識が必要な問題が出題されます。
受験のノウハウを熟知した大手塾に任せるのが、最も安心です。
(おすすめの塾については、後編で解説します。)
〇いつから勉強すべき?
大手塾の中学受験コースは、小学校3年生の2月から始まることが多いです。勉強が本格化するのは、小学校5年生からです。
しかし、あまり早いうちから勉強漬けにすると、子供が勉強嫌いになってしまう可能性もあります。
子供の学力ややる気を様子見しつつ、家庭学習の呼びかけや塾の検討をしましょう。