教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



皆さんこんにちは!
今回からは、2023年(令和5年)3月に実施された茨城県立高校入試の傾向や入試対策について紹介していきます。

★今から入試に備えたい中3生
★「入試ってどんなことをするの?」「今から準備できることはあるの?」と気になる中1・中2生
★「自分たちの頃と何か変わったの?」「第一子が今度受験生になるけど、始めてなので何もわからない……」と心配な保護者の方

にもわかりやすくお伝えしますので、ぜひご覧ください!

 

○定期試験と入試って何が違うの?

定期試験と入試の最大の違いは、試験を行う目的です。
定期試験の目的は「授業を理解しているか確かめる」ことで、
入試の目的は「その学校に入るにふさわしい学力か判断する」ことです。

従って、以下の点において違いが生じてきます。



・試験範囲

定期試験の範囲は、基本的に前回の定期試験以降に授業を行ったところのみで、具体的な範囲(教科書の第何章、ドリルの何ページから何ページまで)の指示があります。
入試の範囲は、「学校で習った内容全部」です。中学校で習った内容をまんべんなく理解しているかを確かめたいからです。
つまり、定期試験よりも大幅に範囲が広く、しかも学校で習ったのがずっと前の内容も出題されます。
 

・試験の難易度

定期試験では、基本的に授業で習った内容や、教科書にのっている基本的な問題がそのまま出題されます。先生によっては、「ここ試験にでるからなー」などと言ってくれます。
定期試験は、「ちゃんと授業を聞いているか」「授業を理解できているか」を見るためのテストだからです。(時々、授業でやっていない応用問題を出題する先生もいますが)

入試では、基本的な問題だけでなくちょっと難しい問題や応用問題も出題されます。
入試は、その学校に入る学力のある人とない人をふるい分けするためのテストだからです。
だから「誰でも解ける」問題だけでなく「解ける人と解けない人が分かれる問題」を出題するのです。

 

要するに、入試の方が範囲が広く、問題が難しいということです。
つまり、入試のための勉強は、定期試験のための勉強よりも、より長い時間をかけてやらなければならないということです。

定期試験なら、試験の2週間くらい前から勉強していけば済みますが、入試の場合はそれでは間に合いません。
引退の遅い運動部などでも、多くは夏頃には引退します。
それは、遅くてもその時期から受験勉強に集中しなければ、志望校には合格できないと考えられているからです。

次回以降は、昨年度の入試の点数や、入試制度の仕組みについて解説します。
お楽しみに!
 
 

トライでは、現在の成績や志望校に応じて、生徒一人ひとりに最適な学習プランを提供しています!
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