教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライ茨城校です。

今回は新課程の共通テストの変更点について紹介していきます。

【いつから変わる?】

2025年に実施される共通テストから内容が変更されます。

これは新しくなった学習指導要領に対応するためです。

新学習指導要領では「生きる力」を身につけることが記載されています。

「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性等」の3つの柱を立てて、育成していく方針です。

それに伴い、身につける力の評価方法も変わるということです。

【何が変わる?】

まず、授業の内容の変化についてみていきます。

[国語]「現代の国語」「言語文化」が必履修科目。「言語文化」は日本の言語文化への理解を深める科目。

[地理歴史]「地理総合」と、近現代の歴史を学ぶ「歴史総合」を新設(いずれも必履修科目)。

[公民]必履修科目「公共」を新設。社会に主体的に参画する力を養う。

[数学]数学Ⅲ、数学B、数学活用の内容の一部を移行して「数学C」を新設。

[外国語]学ぶ単語数は最大700語増。「英語コミュニケーション」で4技能を総合的に、「論理・表現」で書く・話すを重点的に扱う。

[情報]科目を再編。必履修科目「情報Ⅰ」ではプログラミングの基礎を扱う。

科目の名前が変わったり、内容がより「生きる力」に直結するものになったりしています。

次に、実際の共通テストの変更点についてみていきます。

[共通テストの出題教科・科目は、7教科21科目へ再編]

新教科「情報」を加えた7教科21科目へと再編されます。

「地理歴史」「公民」では出題科目が大きく再編されるほか、数学②では「数学Ⅱ,数学B,数学C」の1科目となるほか、試験時間が延長されます。

国語では試験時間延長のほか、問題構成・配点が変更されます。

今までと大きく変わる点は[情報]の追加です。

その他の教科も内容が大幅に変わるため、大学入試センターによる試作問題もチェックしておきましょう。

※既卒生を対象とした措置もあるので、既卒生はそちらも見ておきましょう。

今回の記事では、2025年に行われる共通テストの変更点を取り上げました。

変更点が多いため、これからの情報も注意しておきましょう!

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