2024年1月10日
【2025年 共通テスト】の変更点
こんにちは、家庭教師のトライ茨城校です。
今回は新課程の共通テストの変更点について紹介していきます。
【いつから変わる?】
2025年に実施される共通テストから内容が変更されます。
これは新しくなった学習指導要領に対応するためです。
新学習指導要領では「生きる力」を身につけることが記載されています。
「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性等」の3つの柱を立てて、育成していく方針です。
それに伴い、身につける力の評価方法も変わるということです。
【何が変わる?】
まず、授業の内容の変化についてみていきます。
[国語]「現代の国語」「言語文化」が必履修科目。「言語文化」は日本の言語文化への理解を深める科目。
[地理歴史]「地理総合」と、近現代の歴史を学ぶ「歴史総合」を新設(いずれも必履修科目)。
[公民]必履修科目「公共」を新設。社会に主体的に参画する力を養う。
[数学]数学Ⅲ、数学B、数学活用の内容の一部を移行して「数学C」を新設。
[外国語]学ぶ単語数は最大700語増。「英語コミュニケーション」で4技能を総合的に、「論理・表現」で書く・話すを重点的に扱う。
[情報]科目を再編。必履修科目「情報Ⅰ」ではプログラミングの基礎を扱う。
科目の名前が変わったり、内容がより「生きる力」に直結するものになったりしています。
次に、実際の共通テストの変更点についてみていきます。
[共通テストの出題教科・科目は、7教科21科目へ再編]
新教科「情報」を加えた7教科21科目へと再編されます。
「地理歴史」「公民」では出題科目が大きく再編されるほか、数学②では「数学Ⅱ,数学B,数学C」の1科目となるほか、試験時間が延長されます。
国語では試験時間延長のほか、問題構成・配点が変更されます。
今までと大きく変わる点は[情報]の追加です。
その他の教科も内容が大幅に変わるため、大学入試センターによる試作問題もチェックしておきましょう。
※既卒生を対象とした措置もあるので、既卒生はそちらも見ておきましょう。
今回の記事では、2025年に行われる共通テストの変更点を取り上げました。
変更点が多いため、これからの情報も注意しておきましょう!