2011年12月15日
茨城県 冬休みの勉強法(小学生)
お世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
今回は小学生の皆様に向けて、冬休みの勉強法のお話をさせていただきます。
小学生の冬休み、といっても小学校は6年まであるのでそれぞれの段階で課題は異なります。
そこで今回は、5年生の冬休みにポイントを絞ってお話をしていこうと思います。
小学5年生の冬にやるべきこと、それはずばりこれまでの勉強の総復習です。
ここで、なぜ?と思った方もいらっしゃるでしょう。
先取り学習で早目に受験問題に手をつけるべきなのではないか、という考え方も確かにあります。
あえて私は今回、復習を重視すべきである、と言わせていただきます。
その理由として、まず、総復習を始めるならここが最後のチャンスである、ということです。
もし先取り学習からの受験勉強を行っている最中に、大きな知識の穴が見つかったとしても、
そこからそれまでの勉強を遡ることはできません。 純粋に時間が足りないのです。
あくまでも、過去問で出てきた一問一問についての、いわばモグラたたきのような復習しか出来ないのです。
これでは出題傾向が少しでも変わってしまったとき、大きな失点につながる可能性が高いのです。
それを防ぐためには、やはり5年生までの勉強を一旦きちんと全て復習することが必要なのです。
そしてそれを始めるのは5年生の冬休みが最適なのです。
ここで地道な勉強が出来るかどうかが、中学受験、ひいては高校、大学受験での戦い方にもつながって行くことでしょう。