教育プランナーブログ

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こんにちは。トライ神奈川校です。

前回は物理を取り上げましたが、今回は化学についてです。

 

神奈川県の高校入試・理科の化学の問題は、毎回問2と問6に出題されます。

物理同様、基本は選択式・記号解答形式です。

ただ、問6に化学反応式化学式を書かせる問題が必ず出題されています。

良く出題されている単元は「身のまわりの現象や物質」「化学変化と原子・分子」です。

過去問題を見て頂くとわかりますが、実験に関係する問題が半数を占めています。

学校で実際に行った実験や、学校のテストに出た実験は、

目的、手順、実験器具、実験の注意点、結果・考察までの流れを良く見直しておきましょう。

 

特に、試薬の反応などの色に注目して整理しておくと良いでしょう

下記に特に重要な4色について示します。

実際に教科書や資料集と一緒に見て頂くと頭に入りやすいと思います。確認してみてください。

 

①黒

酸化銅・酸化銀・酸化鉄・硫化鉄これら全て色は黒です。

入試では、酸素と化合する実験で出題されています。

酸化物の色、銅の還元や硫化鉄の実験では、物質名、化学反応式、化学式を確認しておきましょう。

 

②赤

試薬でよく出題されます。

 ・リトマス紙(赤くなる→酸性)・・・塩酸や炭酸水を水溶液の中から見分けるときに問われます。

 ・フェノールフタレイン溶液(赤くなる→アルカリ性)・・・アンモニアを見分ける実験に問われます。

 

③青

試薬でよく出題されます。

 ・リトマス紙(青くなる→アルカリ性)・・・水溶液の中からアンモニアや水酸化ナトリウムを見分けるときに問われます。

 ・ガスバーナーの炎・・・空気調整すると安定した青色の炎になります。ガスバーナーの操作手順と一緒に確認しておきましょう。

 

④白

にごる・沈殿する反応で良くでます。

 ・石灰水(石灰水に二酸化炭素を通すと白くにごる)

 ・酸化マグネシウム(マグネシウムを加熱して酸化させると白くなる)

 

以上の点は実験の内容を復習する際に注意して確認しておきましょう。

 

次回は、生物についてお話します。

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