2011年10月6日
神奈川県高校入試 国語④作文の傾向と対策
こんにちは、トライ神奈川校です。本日は高校入試の国語「作文の傾向と対策」について話していきます。
まず、共通問題の作文は「条件作文」です。
条件作文とは、ゼロから書き始めるのではなく、書くべき用語や条件が決まっているものをさします。
出題される問題は大問3の論説文になります。ただし、配点は他の問題と変わりません。ですので、時間をかけすぎると他の問題にまで影響を及ぼしてしまいます。過去問などを解くときに、必ず他の問題にどれくらいの時間がかかるかを把握しておき、それ以上は時間をかけないようにしましょう。
問題のレベルは決して難しくありません。しかも、鍵となるキーワードが書かれているため、ヒントは見つけやすいはずです。
たとえば平成22年度で出題された問題では・・・
傍線部「持続可能な社会が実現すればよい」とあるが、それを実現するためには、どのようなしくみが必要であるのか。次の①~③の条件を満たし、全体で四十五字以上五十五字以内の一文で書きなさい。
①文末は「しくみが必要である。」で終わること。これらも全体の字数に入れること。
②「組み合わせる」「結果的に」という二つの語句をどちらも用いること。
③読点などもそれぞれ一字ずつ書くこと。
まず、「しくみ」「組み合わせる」「結果的に」というキーワードを文章中から探します。すると、傍線部の直前の文がそうであることが分かります。なので、その部分を自分の言葉で書き換えればそれでおしまい。あとは、文字数以内に書く練習をするだけです。
しかし、記述問題の採点は、自分ではなかなか「日本語のつながり」が正しいかどうかなどを確認できません。
受験生が落としやすい問題ですので、1対1の指導で練習をしてほしい分野です。
もし、記述問題対策でお困りのことがありましたら、すぐにご連絡ください。
トライの家庭教師で必ず正解できるように指導いたします。