教育プランナーブログ

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こんにちは、家庭教師のトライ神奈川校です。

今回は、中学受験の算数の傾向と対策について見ていきます。

 

まず、どの学校にも言えることですが算数の配点も国語と同様に高く設定されています。

算数は4科目の中で最も点差がつきやすい科目と言われています。

志望する学校によって出題される問題の難易度に大きな開きがあり、

基本的な問題をミスなく解ければ合格点をとれる学校と、難問をどれだけ解けるかで差がでる学校とに分かれます。

ですので、今から効果的な学習をして、志望する学校に入れるだけの得点力を身につけていく必要があります。

 

≪中学入試:算数の出題傾向≫

・ 計算力を問われる数と計算の分野

・ 比や割合、相当算や食塩水の問題など割合と比の分野

・ 旅人算や流水算、通過算など速さの分野

・ 角度の問題や相似の問題などの平面図形の分野

・ 体積、表面積、水量の問題などの空間図形の分野

・ 和差算、つるかめ算、ニュートン算などの文章題の分野

・ 規則性場合の数の分野

 

おおきく分けると以上7つの分野から出題される傾向があります。

上位校では、普段の勉強では見かけないような難問が出題されます。

上位校を狙う場合はこの難問をいかに解くかが合否を分けるポイントになります。

中位校からは、一行問題や基礎問題が出題され、いかにミスなく解けるかが問われます。

算数の入試問題は学校によって出題傾向がかなり違い、

学校側がどのような生徒に入学してほしいと考えているかが、特に算数から読み取れます。

上位校になるほど、難問に対し、「持っている知識を利用していかにその場で解けるか」という

瞬発力対応力を求めているように感じます。

一方中位校は、基本的に押さえていてほしい「基礎知識をしっかり使いこなせているか」

という堅実さ求めているように感じます。

では、今から算数の力を伸ばすためにはどうすればよいか、その対策を見ていきます。

 

≪中学入試:算数の対策 3つのポイント≫

算数の力を伸ばすポイントは3つです。

 

計算力

計算力は算数を勉強する上でまさに基盤と言えるものです。

いかに解法を知っていたとしても計算を間違えば×がつきます。

間違わずに計算できてこそ得点に結びつくことを忘れてはいけません。

さらに、計算するスピードが速ければ、より多くの問題に取り掛かることができます。

より多くの問題が解けるようになるということは、テストで見直しの時間がとれるということですし、

同じ時間で他の子が標準問題までしか解けない中、自分は発展問題に取り掛かることができるということです。

 

計算力は必需品です。計算力を上げるには、スピード丁寧さを意識するとよいでしょう。

たとえば百マス計算や計算ドリルを用意して、時間を計って訓練することでスピードが上げられます。

逆に時間を無視して1問も間違えないことを目標として訓練することで、丁寧さを身につけることができます。

 

基礎

どんな応用問題・発展問題だとしても上に書いた7つの分野以外の

新しい知識を必要とする問題はほとんど出題されることはありません。

難解と思える問題も、実は7つの分野の基礎知識を組み合わせることで解けるものがほとんどです。

まず基礎ありき。応用問題が解けずに悩んでいる人は、基礎に立ち戻ってみるべきでしょう。

 

演習

算数の問題は「詰め将棋」に似ています(将棋をやらない人にはわかりづらいたとえかもしれませんが)。

詰め将棋には「答え」が用意されているものですが、初見で考えて正答をだすのは大変骨が折れることです。

しかし、答えをみてみると、「なんだそういうことか」と思わされることも少なくありません。

算数も同じようなもので、難問と言われる問題ほど初見で回答することは難しくなります。

しかし、普段からそういう問題に数多く触れて「考える→学ぶ」を繰り返していると、出題パターンや解法がみえてきます。

1つの問題にこだわることも大切ですが、多くの問題に触れて出題パターンを把握してしまえば得点率はぐっとあがります。

一度間違えた問題や、わからなかった問題はテキストに印をつけておいたり、ミスノートにまとめておいたり

いつでも解き直しができるようにしておくと、効率よくいろいろな出題パターンを吸収することができるでしょう。

 

この3つポイントを意識して勉強にとりくんでみてください。

何か算数でわからないこと、勉強で困っていることがございましたら、

家庭教師のトライまでご連絡下さい。教育プランナーがお伺いし、分析・プランニングいたします。

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