2011年12月4日
神奈川県 苦手科目克服(高校入試頻出単元・国語編)
こんにちは。家庭教師のトライ神奈川校です。
とうとう12月に入りました。街はクリスマスのイルミネーションなどで飾られてとっても綺麗ですね!
街の雰囲気が変わると季節が変わったことを実感できます。
各地の中学校では最終的な内申点が出揃い学校の先生との三者面談もはじまってきているようです。
自分の学力と内申点とを照らし合わせて、第一志望校と併願校をしっかり考えましょう。
(※受験校の選び方については2011年11月19日のブログに記載しています)
後期選抜で第一志望校への勝負を考えているのであれば、これからの時期の高校受験の考え方は至ってシンプルです。
その考え方とは「本番での得点をどれだけ伸ばすことができるか」です。今の時期、内申点はすでに確定しています。
内申点が確定した以上はもうこれを動かすことはできません。今後動かすことができるのは「本番での得点」のみです。
では、どうしたら本番での点数を伸ばすことができるでしょうか?
答えは簡単です。答えは「苦手単元を克服する」です。できている問題をやりつづけても点数は絶対に伸びません。
点数を伸ばすためには現時点でできていない問題こそ手をつけるべきです。
「わからない問題」「できていない問題」はこれからの得点源です。
臭いものに蓋をせず、しっかり向き合って克服することで点数を伸ばすことができるでしょう。
今週からのブログテーマはまさにこの「高校入試頻出単元の苦手克服」を数回にわたって取り上げていきたいと思います。
冬休みを直前に控えたこの時期だからこそ落ち着いて学習計画を立てて効率よく得点を伸ばしましょう。
今回は国語についてです。
【国語】
神奈川県の高校入試で頻出問題は以下3つのカテゴリーになります
①漢字・ことばの知識
②文法
③文章読解
【漢字・ことばの知識】
漢字やことばの知識についても問題は全50点中の11点ぶんほど出題される傾向にあります。
最も点を取り易い箇所ですので、手堅く点を稼いでおきたいところです。
もし、この単元に不安を感じているようであれば漢字・ことばドリルのような問題集を購入することをお奨めします。
入試本番までのこり70日程度あるので、漢字・ことば問題集を1日2ページづつやっていけば140ページぶんくらいは習得できます。
2ページくらいであれば1日10分程度時間をとればできるはずですので、
勉強を行うはじめの10分は漢字・ことばを学習するのを習慣化するようにしましょう。
【文法】
文法については本来文法の問題集をひととおりやっていきたいところですが、
これからの時期は時間がないので過去問を解いてできなかったところをストック→解決することをお奨めします。
文法の問題はさほど多くのパターンは出題されませので、一度やってできなかったところをその都度学習しなおすのが効率的です。
ただし、出来なかった問題ほど一度理解しても時間が経つと忘れてしまいやすいので、
あとで復習しやすいように必ず「ストック」をするようにしておきましょう。
【文章読解】
文章読解は最も配点のウェイトが大きいところです。
文章読解がどれだけの精度でできるかで国語の点数が決まると言えます。
読解に苦手意識がある人は文章読解は「センス」だと思い込んでしまい、
苦手意識があるまま放置してしまっている人が多いようですが、これは大変もったいないことです。
文章読解はにははっきりとしたとした「答え」と「根拠」があります。
答えにたどりつくための根拠がはっきり読めてくれば得点するのは難しくありません。数学と一緒ですね。
文章読解を克服するには文章読解の詳細な解説のついている問題集を購入することをお奨めします。
ここで重要なのは「解く」ことよりも「見直す」作業です。
なぜこの解答になるのか、逆になぜこの解答は違うのか、と解説を見ながら数多くの文章題に触れ、
正解に至る考え方の筋道を確認しながら学習を進めましょう。
これを繰り返すことで文章読解の精度はどんどん上がっていきます。
文章読解は一度感覚がつかめればずっと得意単元として重宝しますので、ぜひ習得してください。