教育プランナーブログ

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お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは。家庭教師のトライ神奈川校です。

本日は神奈川の高校受験の制度の改定を説明し、それに伴い勉強方法についてアドバイスをしていきます。

 

①前期選抜・後期選抜の2回→共通選抜1回のみ

すべての生徒が学力検査・面接を受けるようになります。

 

②後期選抜受検者のみ学力検査(5科目250点)→5科目500点に

今までは共通問題が記号問題が主でしたが、記述型の解答を求める設問の増加・追加されていきます。

たとえば英語・国語の作文が増え、数学は完全証明になります。また設問の素材そのものが

複雑化していく為、1問1答だったものが、複数の素材を用いなくてはならないようになっていきます。

 

③一部の学校が独自試験を実施→独自試験を実施しない

難関校は独自問題で差をつけていたのですが、全体的なレベルをあげるため、それを廃止しました。

 

④前期選抜のすべて、後期選抜の一部が面接が課される→全受験者に面接が課される

今までは学力重視の学校もありましたが、総合的な意欲を測る為、すべての受験者に

面接が実施されます。

 

⑤必要に応じて、実技・面接・作文・自己表現など、高校ごとに実施可能

 →特色検査として学校ごとに選択実施が可能

たとえば、横浜翠嵐は特色検査として与えられた課題を読み取り、中学校までの学習の成果を

教科横断式に活用して、設問に対する答えや自分の考えを記述する(60分)

柏陽では、教科横断的な基礎的・基本的な知識理解をふまえて、それらを総合的に活用した

思考力・判断力・表現力を測るため、自分で記述する(50分)

などが発表されています。

 

これらをふまえ、定期テストの対策をしていくとすると、重要なのはテスト前に丸暗記の勉強をしないことです。

定期テストで内申を稼ぐことももちろん大切ですが、それではテスト後にすべて勉強した内容を忘れてしまいます。

今回の共通選抜では記述も増加しますし、配点も上がるので、点数の差が広がりやすくなります。

 

また、今までの公立受験の過去問は出題傾向が変更になり、意味のないものになる可能性も高いです。

なるべく模擬試験をたくさん受けて、本番のテストに慣れることをしていきましょう。

そして、特色検査の対策として、今のうちから自分の考えをまとめたりする習慣をつけるようにしましょう。

 

これからの定期テストは2月の試験を意識したうえで勉強して行きましょう。

高校受験のしくみが変更になり不安の抱えている家庭も多いと思います。

トライでは学習相談を行っておりますので気軽にお問い合わせください。

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