2012年7月6日
【神奈川県】高校入試 数学シリーズ 第1回 ~入試傾向の変化~
こんにちは。
家庭教師のトライ神奈川校です。
本日から、科目別に高校入試の傾向と対策について紹介していきます。
今回は「数学」について扱います。
以前のブログから紹介しているように、今年から神奈川県入試が大幅に変わります。
変更点と1つとしては証明問題が「穴埋め」形式から、
始めから終りまですべて書かせる「完全証明」形式に変更されます。
ここは最も点数の差がつくポイントになります。
しかし、問題のレベルがあがるというわけではなく、そのままのレベルで出題される予定です。
すなわち、今までの問題を時間をかけさせて解かせるという、手間のかかる問題になってきています。
今までは前後のヒントから穴埋めを埋めると言うことも可能でしたが、
今回のテストからは一から説明していかないといけません。
中途半端に解答すると、もちろん完答はできないでしょう。
このような問題が増えていくため、点数の差がひらいていってしまうことが予想されます。
今までの神奈川の高校入試は比較的優しく、かつ穴埋め式も多かった為、あまり点数に差が開きませんでした。
しかし、このように記述形式の問題が増加していくため、点数に差が開いていくでしょう。
今のうちから証明問題や計算問題でも、式を書く習慣づけをしたり、
証明問題は一から説明をできるように習慣づけをしていきましょう。
また、過去問題だとあまり今年の傾向の対策に結びつかない可能性もあるので、
模擬試験をたくさん受けてみましょう。今年の入試傾向に最もちかいものになるとなると思います。
本番の試験のために経験を積んでいきましょう。
夏休みに何を勉強したらいいかわからない、高校入試対策を立ててほしい、という方はトライにお問い合わせください。