2012年7月17日
神奈川県 中学受験を制する夏の過ごし方②
こんにちは。トライ神奈川校です。
湿度が高い日が続いています。気温の差も大きいので、体調管理には気をつけて
集中して勉強に取り組み、成長して、9月には少し自信をもって踏み出したいところです。
今日のテーマは、中学受験を制する夏の過ごし方です。
中学受験の勉強の仕方について、
塾に行っている方と塾に行ってない方(習い事をしていない方)にわけて
算数を例に挙げ、ポイントを紹介していきます。
夏休みの勉強のポイントは、どちらのケースでも
苦手単元を発見し、克服できるかということにつきます。
<塾に行っている方の夏の勉強のポイント>
関東に多い日能研・SAPIX・四谷大塚(四谷大塚教材を利用している早稲田アカデミーなど各塾)
では、今までの総復習が行われます。この総復習では、苦手単元を再確認し、
その内容を克服するという意味をもって進められます。ただ、4年生から6年生までの各単元を
駆け抜けていきますので、自分が苦手な単元をじっくりやっていく時間はありません。
それでも塾のペースについていきながら夏休みを過ごすメリットはあります。
全単元を確認しておくことで滑り止めの学校を幅広く設定することが可能となることなどです。
第一希望が難関校の場合は、第二希望の学校選びがとても重要です。
受験直前は第一希望の学校の対策やその傾向に合わせて勉強時間を多くとるとなると、
この夏には、第二希望の学校の出題範囲はある程度余裕をもって合格できるレベルに
もっていく必要性が出てきます。特にどの中学でも出題が多い、割合、特殊算の中でも
流水算・通過算・旅人算はほかの特殊算の混合問題にもしやすく、出題される学校が多いです。
また割合は、特殊算にからませての出題が多いので苦手単元であれば注意して受講して下さい。
<塾に行ってない方の夏の勉強のポイント>
塾に行かずに家庭教師や個人で勉強している生徒さんの多くは、第一希望の学校が
ダメなら公立に行くというケースの子も多いです。また、個別で指導を受けているので、
今までの指導内容の中で、苦手単元をすでに把握できている場合も多いでしょう。
この場合は苦手単元を3回から5回の集中特訓として考えて、1回ずつ
基礎から応用問題までを網羅し、苦手を克服することが可能になります。
たとえばトライの生徒さんの場合…
割合をベースに、
割合の比
→割合の比を使った年齢算を使う特殊算
→割合の比を使った旅人算
のように、割合の比の使い方を完全に理解して(ティーチング)から、
その応用パターン問題を数多くこなすことで、解き方のパターンを暗記できるまで
繰り返し演習していくこと(ラーニング)が出来ます。この2つのサイクルが順調なものは、
その演習に、時間を計って解くことや実際のテストでの緊張感を意識した学習(コーチング)
まで進められる可能性もあります。
それぞれの勉強のやり方には、自分の志望校や現状の学力に合わせた良い点・悪い点
がありますが、家庭教師のトライ神奈川校では目標の設定を再確認しながら、
第一希望の学校で頻出であるけれども、克服が出来ていない単元をピックアップして
夏休みの特訓課題として授業の時間割を考えていきます。
定着や点数に差が出てきたり、学習の習慣がしっかりついて苦手なものが自分で発見できたり
するには3か月が必要と考えると、本格的な志望校対策に入る前のこの夏休みはとても重要です。
苦手単元の克服や発見、志望校の傾向の把握に不安がある方は、
ぜひトライに連絡ください。