教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライです。

前回に引き続き神奈川県の公立高校入試対策についてお話します。

 

神奈川県では今年度から入試制度が変わります

入試制度の変更に伴い、出題傾向も変わることが予測されます。

県の教育委員会からどのように変更が加えられるかが既に告知されていますので、

本日は改めて変更内容についてまとめます。

 

 

【国語】

読解の文章レベルは変わりません。ただし、文章の「要約」が設問として出題されます

また、資料をみて自分の意見を述べる「小作文」が出題されます。

去年までは選択式の問題が中心でしたが、今年は自力で文章を作成して回答する設問

出題されます。文章をまとめることは、コツさえ分かっていれば難しくはありません。

試験本番までによく練習をしておきましょう。

 

 

【社会】

資料を「分析」する問題が出題されます

たとえば高知県の老年人口の増加の資料をみて、

「今後予測されること」と「今後の政策」について自身で考えて記述するという問題です。

こちらもグラフの読み取り方と、意見を記述する力を養っておきましょう。

 

 

【理科】

出題される素材は変わりません。ただし、設問の問われ方が変わります。

グラフを記入させたり、グラフから言えることを説明させたりという設問が出題されます

すべてではありませんが、一問一答のみでは対応できない内容となります。

ひとつひとつの内容を「説明できるレベル」に引き上げておきましょう。

 

 

【数学】

正面問題が「穴埋め」から「完全証明」になります

出題される問題のレベルそのものは変わりません。

完全証明独特の文章の作り方さえ押さえておけば、むしろ得点源になりえます。

 

 

【英語】

「英作文」が出題されます

たとえば、あらかじめ英語での会話文が提示され、この会話の流れで

必要な「対応」を「英語で表現」するという内容が出題されます。

会話の流れから、どう対応するとよいか、それを英語で表現するとどうなるかを

考える必要あります。「対応」については英文が読めればすぐにわかるレベルですので、

「英作文」のコツを押さえておくことで得点源とすることができます。

 

 

【さいごに】

全体的に文章や資料を読み取り、自分の考えを記述する設問

あたらしく出題されるようになるようです。

ただし、こういった問題が全体を占めるわけではなく、

これまでどおり選択式の問題も多く出題されるはずです。

 

選択式の問題でおさえるべきところをおさえた上で、

上述のような対策をしておくことでより高得点を狙えると考えておきましょう。

 

公立高校入試まで、あと約3週間。

これからの学習でまだまだ点数は伸びます!頑張りましょう!

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