2014年5月26日
宮崎県 あなたのノートの取り方は大丈夫?
「授業中のノートの取り方を見直してみよう」というのが今回のテーマです。
ノートの取り方はもちろん人それぞれですが、毎日のことですから、
無駄なく効率的にできる人とそうでない人では確実に差がつきます。
まずNGポイントをいくつかあげます。
×先生が板書したこと、言ったことを全部書こうとする
ポイントを絞って書かないと時間の無駄ですし、
あとで見直してもどこが大事なのかわかりません。
×きれいに仕上げようとしすぎる
きれいに書くのにこしたことはありませんが
時間をかけすぎないようシンプルにまとめましょう。
色ペンは1色、多くて2色くらいで十分です。
×すき間なくびっちりと書く
あまりにページが文字だらけだと読み返す気になりません。
また、書き忘れたポイントを書き足す余裕をつくりましょう。
次に「この工夫でノートが見違えるほど見やすくなる」というポイントをあげます。
◎階層づけ、グループ分けを意識する
難しそうですが、そんなことはありません。
たとえば、南九州の地域についてまとめるとき、
○宮崎県
・宮崎市
・都城市
・…
○鹿児島県
・鹿児島市
・姶良市
・…
というように各階層ごとに一字下げをしたり、記号を変えたりすることです。
ただ地域名を書いただけですが、このように一定のルールに基づいて書くだけで
「鹿児島県と宮崎県は同グループで同じ階層にある」
「宮崎市と都城市は宮崎県に属し、同じ階層にある」
という情報を付け加えることができます。
ノートをまとめるのがうまい人はこの階層づけ・グループ分けが無意識にできているのです。
◎漢字は平仮名よりやや大きめ(1.2倍くらい)に書く
漢字は文字の構造が複雑で、なおかつ一文字あたりの情報量が平仮名よりも多いので、
漢字を大きめに書いた方がバランスがとれます。意識してみましょう。
◎図表を使う
ところどころに簡単な図や表を入れると、分かりやすくなります。
また、単純に分かりやすくなるというだけでなく、
ページの構成にリズムが生まれ、あとで見返したくなるノートになります。
そのような習慣のない人にはピンと来ないかもしれませんが、
だまされたと思って一度やってみてください。
以上の点は、ぜひ試してみてください。
最後に、見やすいノートを作る究極の方法をお教えします。
それは、自分で見返したときに見にくい点を挙げ、改善していくことです。
ノートを後で使うのは未来の自分です。
そのことを常に意識したノートづくりをしましょう。
勉強方法に関するお問い合わせは、
家庭教師のトライ宮崎校までお気軽にどうぞ。