2015年9月28日
宮崎県 高校入試の傾向と対策 理科編
引き続き、県立高校入試対策シリーズとして、
科目別に出題傾向とその対策についてお話しいたします。
第3回目の今回は理科です。
中学理科では、化学、生物、物理、地学の幅広い分野から出題されます。
毎年すべての分野からまんべんなく出題されているため、
かたよりなく確実な学力をつけておく必要があります。
◎物理
毎年小問数が40問前後出題されます。記述式の問題が多いのも特徴です。
会話文や身近なことがらを使っての出題が多いのも特徴です。
特に頻出なのが電流と物体の運動とエネルギーです。
苦手な受験生は必ず克服しておく必要があります。
◎化学
化学式だけでなく、実験器具や操作方法なども頻出です。
暗記をしなくてはならないところはしっかりと押さえておきましょう。
計算問題も必ず出題されるので公式を覚える必要があります。
◎生物
「動物、植物のくらしとなかま」はほぼ毎年出題されています。
点数の稼ぎやすい分野と言えますが、ほかの単元をおろそかにしないように。
◎地学
数年単位でみると単元の偏りなく出題されています。
天体、地震・地層・岩石、天気の変化などから例年、出題されています。
難問はあまり出ない傾向にあるので、単元ごとに基本的な知識を幅広くおさえましょう。
地学分野は環境問題にからめて出されることも多いので注意しましょう。