2017年1月24日
宮崎県 試験本番に向けて注意すべきポイント【体調管理編】
試験本番が近づくにつれ、体調管理がより重要なファクターになってきます。
本番中に実力を出し切るのはもちろんのこと、
その瞬間に知識をピークにもっていくためにも最も重要な期間であり、
この時期の学習の充実度が結果を左右するといっても過言ではありません。
特に気を付けたいのは次の2つのポイントです。
○食中毒
今年、例年以上に気を付けたいのは食中毒です。
食中毒と聞くと、梅雨や夏など暖かい時期に多いと思われがちですが、
実は食中毒が一番多いのは冬です。
この冬、特に猛威を振るっているのがノロウイルスです。
カキなどの二枚貝のなかに、海の中で蓄積されます。
大事なのは、ほかの病原体と違って、食べ物が古くなったりいたんだりして増えるわけではない、
ということ。ですので「低温保存」だとか「新鮮」だということに全く意味はありません。
ノロウイルスの感染で多いのが、外食やお弁当などで調理をする人が感染していて、
盛り付けなどの作業中に食品に付着して感染する、というものです。
外食には気をつけた方がよいでしょう。
また、宮崎や鹿児島では鶏肉を生で食べる文化がありますが
生肉による食中毒の原因で最も多いカンピロバクターと呼ばれる菌は
低温でも長期間生存します。
これらの病原体による食中毒は、十分な加熱によって防ぐことが出来ます。
○風邪
風邪は主にウイルスの感染によって、のどや鼻などに炎症の起こる病気です。
南九州は日本国内では比較的温暖で湿潤な地域ではありますが
寒暖の差がはげしいことが多く、体がついていけずに風邪をひく人は少なくありません。
冬に風邪の多い理由は以下のように言われています。
・空気の乾燥でウイルスが空気中を浮遊しやすい
・空気の乾燥によりのど、鼻などの粘膜が乾燥し、病原体への抵抗性が弱まる
・「寒冷ストレス」によって病気への抵抗力(免疫)が弱まる
・上記の理由から、周囲に風邪人口が増え、流行に巻き込まれてしまう
風邪の予防は、上の原因を一つずつ取り除けば良いということになります。
・ウイルスの多く浮遊しているような、人の多い場所には行かない
(特に体調が悪いとき、体が冷えているときなど)
・どうしても行かなければならない時にはマスクを着用する
・外出後はうがい手洗いでウイルスを洗い流す
・適度な水分補給と部屋の加湿
・体を冷やさない。余計なストレスはなるべくとりのぞく(睡眠不足など)
そのほかにも、インフルエンザや交通事故など、
気を付ければ防ぐことのできる健康上の問題はたくさんあります。
勉強できるのは健康な身体があってこそ、ということを肝に銘じ
気を付けて毎日を過ごしましょう。
そのほか、受験に関するお問い合わせは家庭教師のトライ宮崎校まで。