教育プランナーブログ

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こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

 

ご存知でしたでしょうか?
東京都の今年度の公立中学校卒業予定者数(公立中学校の3年生)は、
約76,800人、昨年よりも約2,000人多い見込みです。
つまり、高校受験者数は増加が見込まれるということですね。

 

すでに都立高校では学区が撤廃され、進学重点校、単位制普通科、総合高校など、選択の幅も広がりました。
特色ある学校づくりが進み、かつ都立高校の大学進学実績の向上もあって、都立志向はますます強まっています。
そのため「近くの入れる高校」→「行きたい高校」を受験する傾向が続いています。

 

5ヶ月後に迫った都立高校受験は、上記のことからも楽になるとは言えません。
今春の都立高校の受験倍率を見てみますと、確実に都立に合格するための学校選びのため、自校作成校(日比谷高校、西高校、国立高校、戸山高校など)の中には倍率を前年よりも下げた高校がありましたが、必ずしも難易度が下がるほどではありませんでした。

 

どの高校を受験するのか、これから数ヶ月間は頭を悩ませる受験生がほとんどでしょう。
極論、都立高校受験は、どこを受験するか願書を提出する前まで悩むことができます。つまり年明けまでに決めればいいのです。

注意したいのは、私立の併願校については12月初めがリミットだということです。
特に、併願優遇を希望する場合は、変更ができませんので今の時期に絞り込んでおく必要があります。

 

【参考】
昨年度実質受験倍率
普通科 1.44倍(前年度1.43倍)=10人受験して7人が合格、3人が不合格

 

倍率の高い低いではいまひとつピンとこないことが多いようです。
何人受験して、合格が何人、不合格が何人というデータを見ると、受験の厳しさが見えることがあります。

今春のいくつかの都立高校の合否人数を見てみましょう。

 

日比谷高校 男子 募集133名 受験者数307名 合格者数151名 不合格者数156名
日比谷高校 女子 募集121名 受験者数222名 合格者数135名 不合格者数87名

 

駒場高校 男子 募集116名 受験者数225名 合格者数117名 不合格者数108名
駒場高校 女子 募集105名 受験者数203名 合格者数111名 不合格者数92名

 

竹早高校 男子 募集93名 受験者数146名 合格者数93名 不合格者数53名
竹早高校 女子 募集85名 受験者数192名 合格者数98名 不合格者数94名

 

狛江高校 男子 募集133名 受験者数197名 合格者数133名 不合格者数64名
狛江高校 女子 募集121名 受験者数198名 合格者数130名 不合格者数68名

 

国際高校 男子 募集男女問わず112名 受験者数50名 合格者数25名 不合格者数25名
国際高校 女子 募集男女問わず112名 受験者数197名 合格者数97名 不合格者数100名

 

荻窪高校 男子(普通科1部募集男女問わず36名) 受験者数33名 合格者数12名 不合格者数21名
荻窪高校 女子(普通科1部募集男女問わず36名) 受験者数58名 合格者数24名 不合格者数34名

 

一例ですが、人数でみると決して楽ではないことが見えてきます。
まずは受験を考えている高校の入試結果を調べてみましょう。
特に、この時期になってもまだ受験体制に入れていないという受験生にお勧めします。

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