教育プランナーブログ

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2011年11月

こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

都立中高一貫校への注目が大変高まっています。10月17日のブログでも触れましたが、

都立中高一貫校の一期生(白鷗)が大学受験を迎え、東京大学に5名、一橋大学に2名、

早稲田大学に38名、慶応義塾大学に15名、という結果を出しました。

難関大学合格の実績を残せるかどうか懐疑的な見方もありましたが、この結果を受け、

都立を候補から外して考えていた受験生や保護者の方が、目標を都立に切り替えるケースも見受けられます

よって、倍率増、志願者のレベルアップを想定した受験対策が必要です。

今回は、都立中高一貫校の募集別の日程をみてみます。

 

 

【出願日と入試日】

※出願日、試験日は全中学校共通です。

 特別枠、一般枠は、願書は郵送です。出願日を指定した配達日指定郵便で発送します。

 海外帰国・在京外国人生徒枠は、願書は窓口への持参になります。

 詳細は募集要項(学校説明会、ホームページ)を確認してください。

 

<特別枠募集>

白鴎高等学校附属(16名程度)、小石川中等教育学校(5名程度)の2校のみ募集

 願書受付日 1月19日(木)20日(金)

 入試日    2月1日(水)

 合格発表日 2月2日(木)

 

白鴎の特別枠募集

 区分A(10名程度) 

 … 国語、算数、英語のいずれかの分野で卓越した能力を証明する資格あるいは検定結果のある者

 区分B(6名程度)

 … 日本の伝統文化について、囲碁・将棋、邦楽(三味線、箏、囃子)、邦舞・演劇(日本舞踊、歌舞伎、能、狂言)

   のいずれかの分野に継続して取り組み、上級の資格や卓越した能力のある者

 

小石川の特別枠募集

 … 自然科学分野の全国的なコンクール等に入賞し、入学後もその能力の伸長に努めることのできる者

 

<一般枠募集>

 願書受付日 1月19日(木)20日(金)

 入試日    2月3日(金)

 合格発表日 2月9日(木)

 

<海外帰国・在京外国人生徒枠募集>

立川国際 中等教育学校のみ募集(募集人員30名)

 願書受付日 1月15日(日)16日(月)

 入試日    1月26日(木)

 合格発表日 2月1日(水)

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こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

朝晩と日中の気温差が大きいため、体調を崩しやすい時期です。

体調管理に気をつけて受験勉強を進めましょう。

   

【合格戦略の基本】

合格に必要なこと = 合格最低点以上の点数を取ること です。

そのために、以下の観点を整理したうえで戦略を作成します。

 ・ 得意科目の得点力アップ

 ・ 苦手科目・単元の克服

 ・ これまでの学習の総復習

 ・ 志望校の過去問演習

 ・ 本番直前に得点力をあげるテクニック

これらの要素を踏まえた上で『 一人ひとりが合格のために必要な学習 』 を作成します。

  

【冬休みの注意点】

あれもこれもと手を広げ過ぎるとうまくいかないことが多いのは受験勉強も同じです。

  「新たに問題集を何冊も買い込む」     ⇒ 消化不良と焦燥感の源

  「全単元を一通りやり直し」           ⇒ 無駄な勉強の増加による非効率と焦燥感の源

                               ※仕上がっている受験生は状況によりOK

  「いろいろな学校の過去問をやりすぎる」  ⇒ 異なるスタイルの過去問で点数が出ないと焦燥感の源

   

 ※下記記事(10月25日掲載)もご参照ください。

 ・東京都 中学受験:受験対策法

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こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

 

東京都内の国立、私立中学校、および都立中高一貫校の入試が2月初めに実施されます。

埼玉県、千葉県の私立中学を受験する場合は1月受験ですから本当に時間は限られています。

 

2月1日を迎えるまでに、11月1日時点で日曜日が残り何回あるかを数えてみました。

11月は4回、12月は4回、1月は5回です。「 日曜日=13回、13週で2月入試! 」です。

過去問演習は、「入試と同じ時間割で、時間は少し短め」で解くことが理想ですから、

学校の授業がない日曜日を使うことが一番現実的です。

仮に毎週日曜日に過去問を解くとすると、13回ですから、5年分×2.5回取り組めるということになります。

ただし、複数校受験をする受験生、また実際過去問を活用するという視点に立つと、

もっと効率よく取り組まないと、過去問演習が十分にできなかったり、

逆に過去問を解くことに追われて弱点補強や得点力強化の勉強に手が回らないということが起きてしまいます。

 

【過去問を解くときに必ず押さえておくポイント】

  1. 必ずデータをとり、合格最低点と比較する

  2. テスト時間は-5分設定くらい。延長、早く終わらせるのは×

  3. 受験予定の中学の入試問題はすべて演習する

  4. 時計を見ながら問題を解く

【過去問を解くときにお奨めしたいこと】

  1. 1回分4教科(2教科)をなるべく時間割通りに行う

  2. 大問毎に所要時間をメモする(特に初期段階)

  3. 第一志望の学校の過去問は最低3回は演習する

【過去問を解いて採点した後に必ず押さえておくポイント】

  1. 誤字脱字のチェック(自己採点の場合は本人以外が行う)

  2. 合計目標点、科目別目標点との差分を検証する

  3. やり直しが必要な問題と不要な問題をジャッジしてやり直す

  4. やり直し問題の単元は必ず別途復習、演習をする

  5. 次に過去問を解くときのスタイルを決定する

【2回目以降の過去問演習の注意点】

  1. なるべく間隔を空けて取り組む

  2. 前回の結果と比較をし、弱点補強が必要かどうかジャッジする

  3. 改善すべきチェックポイントを決める(時間配分、手をつける問題)

 

漫然と何回も過去問を解いていても、答えを覚えてしまっているために

自然と点数が上がってしまうことがあるので注意が必要です。

「時間配分」、「問題の取捨選択」、「解く順番」の3点において、

「受験生一人ひとりに合う勝ちパターンを見出す」ことが、過去問演習の価値です。

よくいわれる P⇒D⇒C⇒A を意識することがコツです。

     (計画⇒実行⇒評価⇒改善)

小学生が一人で意識して取り組むのは少し難しいため、手伝ってあげる存在が必要になります。

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こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。

 

前回紹介した理科同様、社会は「暗記科目だから」と取組みが甘くなったり、

「苦手だから」と後回ししたりする生徒さんも多く、勉強の時間の確保が大きなテーマになります。

得意不得意がはっきりしているのが社会です。

 

【社会が得意な生徒の場合】

 <目標点数の設定>

まずは目標点数を高めに設定します。

例えば、4教科の合格最低点が260点/400点満点の中学を受験する場合、

1教科平均は、260点÷4教科=65点になります。

社会を85点、国語、算数、理科を65点と設定すると、万が一国語・算数・理科のうち

1教科がうまくいかなかったとしても、社会でカバーできる可能性を残せます。

場合によっては、苦手教科の目標点数を少し下げるという手もあります。

 

 <得意な生徒の落とし穴>

小学5年生までの学年の場合、得意科目だからとあまり勉強時間を割かないケースがあります。

これはあまりおすすめできません。なぜなら、中学受験で問われる知識は高校受験レベルのことも多く、

正確に知識として獲得しておく必要があります。模試やテストの点数が下がったときに、

それを「たまたま」と片付けてしまうと、そこが穴となって残ります。

「好きな教科だけど気づいたら点数がとれなくなっていた」ということは少なくありません。

得意教科こそ、確実に得点源にできるように時間を確保したいものです。

小学6年生の場合、受験直前ですから、算数を中心に苦手教科の補強と過去問演習が受験勉強の中心になります。

得意教科は過去問を解くだけ、ということもよくあります。

ただし、記憶は時間がたてばあいまいになるものです。錆びつかぬように、すきま時間を活用して学習しましょう。

 ◎すきま時間学習の例◎

  ・休憩の時や食後などに、一問一答形式の問題集をチェックする

  ・苦手教科の勉強の後に 「 ごほうび 」 として社会の勉強を30分おこなう

  ・毎日5~10分、地図帳や年表を眺める時間を作る

 

 

【社会が不得意な生徒の場合】

 <目標点数の設定>

特に受験生の場合は、残された時間がわずかですので、

勉強にかけた時間と得られる効果の期待値を、科目ごとに冷静に考える必要があります。そのためにはまず

「 苦手な社会で最低何点は取る 」というラインを設定することをお勧めします。

そして、勉強する範囲、深さを設定し、学習時間を決めます。

例えば、4教科の合格最低点が260点/400点満点の中学を受験する場合、

1教科平均は、260点÷4教科=65点になります。そこで、

国語、算数、理科で平均プラス何点を目標にするかを設定し、それを考慮して社会は最低何点必要かを算出します。

例えば、「理科は得意で、国語も安定して点数が取れる、算数は不安定で、社会が苦手」というようなケースで、

理科80点、国語70点、算数60点と設定すると、社会は最低ラインが50点となります。

 

 <勉強の工夫>

地理の基本は地図に慣れることと、農産物や工業に関する地域の特性を覚えることです。

遠回りでも、白地図を色鉛筆で埋める作業、

そしてその地図を見る機会を増やすために壁に貼るという方法があります。

まずは目にする機会を増やすことです。これは歴史でも同様です。

面倒でも年表を作ってみるという手があります。模造紙を切って巻物のように年表を作ります

地図 」 や 「 年表 」 は、「必ず見えるところに貼り出し」ましょう。

 ◎過去の受験生の例◎

  ・食事の時に子供が座る席から見えるところに貼る

  ・トイレの扉の裏面に貼る

  ・冷蔵庫に貼る(見る⇒貼ってあることに関する質問を家族がする⇒答えられたら冷蔵庫を開ける)

目にする機会を得られる環境をつくることがポイントです。

 

歴史は連続する壮大なドラマですから、古代から順を追って勉強するほうが知識の定着が良いようです。

受験直前期は、傾向分析をおこなって、時代ごとを切り取って勉強するのも手ですが、

時間があるうちは、最初から物語を読むように勉強することをお勧めします。

 

 

【最後に】

中学受験の社会の勉強には、第一に受験で点数を取るという目的、

第二に子供たちが社会に出ていく興味・関心を持つきっかけになるという目的があります。

政治経済、時事問題に関する分野は、むしろ保護者の方の出番です。

保護者の方が、ポジティヴに説明をしてあげる、

興味が持てるように話を盛り上げながら説明をしてあげるというのも効果的です。

社会が苦手な生徒にとって 「 自分で調べなさい 」 「 暗記しなさい 」 と言われるだけでは、

何の解決もせず、ますます嫌いになることもあります。

もし保護者の方が答えられないような内容を質問された時は、

「お母さんもこれは知らないから知りたいな。一緒に調べてみようよ」と誘ってみるのも一つの手です。

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