2012年7月3日
茨城県 高校入試 理科シリーズ(第1回) ~第一分野総括~
高校入試 理科シリーズ(第1回) ~第一分野総括~
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
高校入試シリーズが続いておりますが、今回は理科について、第1回をお送りします。
茨城県の理科は、毎年幅広い範囲の問題がまんべんなく出題されています。
例年だと①②が全分野からの小問集合となっており、
③④⑤⑥が物理・化学・生物・地学の4領域から、それぞれ1題ずつ出題されています。
なお順番は毎年少しずつ異なっていますので、頭の隅においておくといいかもしれません。
さて今回は第一分野(物理・化学)について、特につまづきやすいポイントをおさえつつお話していきます。
まず問題の傾向なのですが、まずは過去5年分の出題テーマを見てみましょう。
【物理】
H23 圧力
H22 電流のコイルに対するはたらきと運動
H21 電熱線と電流・電圧
H20 台車の運動実験
H19 さまざまな力(磁力・圧力・重力)
【化学】
H23 電気分解とイオン
H22 電気分解とイオン
H21 化学変化と質量の変化
H20 化学変化と質量の変化
H19 化学変化、化合について
このように、各分野全体的に、毎年様々なテーマが選ばれています。
さらに大問にならなかったテーマもしっかり小問集合で聞いてくるので、やはり安易なヤマかけは危険です。
純粋な知識を問う暗記問題も多いですが、計算問題・化学式を書く問題なども毎年のようにしっかり出題されています。
記述形式の問題は年によっては出題されない年もあります。
苦手分野としては、やはり
・文章内の数値を公式にあてはめる計算問題
・電流がらみのコイルの運動
・グラフを使う問題
・イオンの変化
・質量変化と化学物質の関係
などでしょうか。
とにかく対策しないといけない範囲が広いので、暗記科目と侮らず今からでも対策を始めましょう。
まとまった時間がとれるこの時期に、個数を絞って自分の特に苦手な単元、
きちんと理解できていない単元に積極的に取り組んでいきましょう。