2012年7月20日
茨城県 大学受験を制する夏の過ごし方 第1回
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
高校もいよいよ夏休み。いかがお過ごしでしょうか?
今回は、大学受験前の夏休みの過ごし方に関する記事になります。
夏休みは受験の天王山というのはしばしば言われることですが、
確かにこの時期にどれだけリードできるか、逆に差を詰められるかは合否に大きく影響してきます。
特に現役生は、ここで浪人生へのビハインドを大きく詰めていかなければいけません。
それでは、高3のこの夏休み、学習はどのように進めていけばいいでしょうか。
理想は、夏休みを通してここまでのまとめが完了することです。
特に終了している科目(例:数ⅠA・ⅡB、各理科のⅠなど)は、総ざらいするつもりで取り組みましょう。
夏休みを過ぎると理系の方は各理科のⅡや数ⅢC、
文系の方は長い記述問題にウェイトを移していかなければいけません。
今のうちに一区切りした科目・単元については、自信をつけておきましょう。
時間がたっぷりとれるので、気持ち新たに問題集を新調するというのもいいでしょう。
現在の到達度に合わせて、基礎項目の総復習を念頭に置いたもの、
入試問題をどんどん実践していくタイプのものなど、選び分けましょう。
また自分で学習科目の時間の割り振りを行っていく必要があります。
意識しないと、得意な科目・やりやすい科目にばかり時間を使ってしまうので、
気をつけましょう。むしろ、意識して苦手科目に時間を割いていきたいですね。
また、ぜひ行ってほしいのが赤本への取り組みです。
まだまだ敷居が高い…と思われる方もいるかもしれませんが、現段階で
合格ラインまで得点できなくても、もちろん大丈夫です。
(むしろ合格ラインに届いている場合は、この段階では志望校のレベルが合っていないかもしれません)
良問に当たれる、志望校の問題傾向が漠然とつかめる、
モチベーションが上がるなど、赤本にはメリットが豊富です。
もったいぶる必要はありません。まずは1年分、手をつけてみてはいかがでしょう。
さて、勉強方法の指針としては以上のような形になってきます。
次回は、夏の過ごし方・時間の使い方についてお話していきます。