教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
再び高校受験の入試問題を重点的に取り上げていきます。
今回は、数学シリーズ第2回です。
 
前回は、図形を取り上げてみましたが、図形と並んで毎年出題されている単元に
二次関数のグラフがあります。
毎年設問そのものは変わっていますが、
根底の部分を理解してしまえば着実な得点源になるポイントです。
今回はこの大問を見ていきましょう。
 
まずは問題傾向です。
例年4題目に置かれているこの単元ですが、
「二次関数のグラフ」「直線のグラフ」の2つを絡めた問題が毎年のように出されています。
グラフの係数をaとし、その値を求めさせるパターンも多いです。
加えて、ここ2年では連続で反比例のグラフを複合させた問題が出されており、
難易度が上がっている印象です。
 
複合問題は、段階的に解けるようになっていく必要があります。
まず、おのおののグラフについて理解が進んでいないと解けません。
グラフの式の求め方、座標の求め方などには不自由ない状態になっておきましょう。
 
次に、2つのグラフが出てきたときの典型問題に対処できるようにします。
「交点」がキーワードです。ここまで大丈夫という方は、
グラフの式に文字が入った(y=ax2のような)問題にも挑戦していきましょう。
 
上記の基礎がしっかりしているのであれば、
複数のグラフが絡み合う問題、比や面積が入ってくる問題にも対応できます。
 
自分はどこまでなら自信を持って解けるでしょう?
夏休みではその到達度把握から始めていきましょう。
 
もうひとつ、グラフの複合問題を解く上で行ってほしい習慣があります。
それは、グラフ上に点・線・座標などの情報を書き込むことです。
これは図形問題と同じです。
 
今分かっているデータは何で、これから何を求めようとしているのかというのは、
手を動かしたほうが、ずっと早く、正確に把握できます。
 
関数・グラフの基本問題は、大問②や③でもしっかり出題されています。
問題数が少ないし・・・と侮らず、着実に準備していきましょう!

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