2012年8月31日
茨城県 秋以降の過ごし方 ~高受編~
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
高校生の方も、いよいよ夏休み終了、どんどん受験モードに突入していく時期かと思います。
今回も秋以降の過ごし方について、高校受験の場合をお伝えしていきます。
夏休み中の総復習は、全体の何割程度進みましたでしょうか?
まだまだ不安な部分、やり残しがあるという方は、やる範囲を絞って対策を急ぎましょう。
ダラダラと夏休みの延長のつもりで学習を進めるのは非効率です。
基礎の確認のための総復習は「ここまで」と時期を決めて
徐々に受験準備へとシフトしていきましょう。
それでは、秋以降どのように学習状況をシフトさせていったらいいでしょうか。
公立高と私立高に分けて見ていきましょう。
◆公立校
公立の入試問題は、出題される“形式”が毎年かなり踏襲されており、
今年もその傾向は変わらないと予測されます。
したがって、早い段階から、「相手を知る」ことが有効です。
まだ公立の入試問題を通して解いてみたことがない方は、
まとまった時間を見つけて実戦形式で問題を解いてみましょう。
そのうえで、入試対策向けの問題集に取り組んでいきます。
『整理と対策』のような問題集ベースで進めていくのが良いでしょう。
好きな科目・得意な科目に偏ってしまいがちですが、受験は5教科500満点勝負です。
各教科にかける時間配分をうまく見極めましょう。
◆私立校
私立は公立入試よりも試験の実施が早く、そのため公立入試よりも
早目に学習スタイルを切り替えていく必要があります。
特に私立校が第一志望といった場合は、その学校に対策を特化していく時期に来ています。
過去問を入手し、基礎学力の定着と並行して傾向研究をしていきます。
難しく捉える必要はなく、この学校はこういう問題がこういう形で出やすい、
という傾向に慣らしていくのが、この時期行うべき学習です。
一問、一単元を丁寧に解いていきましょう。
公立校のあくまですべり止め受験、という方も多いかと思われます。
こちらの方は、この時期はまだまだ公立入試対策に重点を置いた学習でよいでしょう。
まだまだ時間は残されています。模試や学校の実力テストもうまく活用して、
「実際のテスト問題で素点を上げる」ことを意識していきましょう。