2012年9月14日
茨城県 高校入試 理科シリーズ(第3回)~計算問題・記述問題~
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
今回の高校入試シリーズは、理科の範囲です。
過去2回では、第一分野・第二分野に分けてそれぞれお話してきました。
今回は理科全体でみて、受験生が特に点を落としやすい、
「計算問題」「記述問題」を取り上げていこうと思います。
まず計算問題です。
暗記科目である理科は、事象や単語の暗記に、割ける時間の多くを使ってしまうと思います。
しかし、暗記だけではクリアできないのが計算問題です。
しっかりと計算手順や公式を理解し、問題文から必要な数字を読み取ります。
小数点などの入ってくる細かな計算も多いので、丁寧に解きましょう。
コツは、頭の中で考えようとせず、必要な数字を抜き出して、問題用紙の余白に書き込みながら解く、
ということです。難関は多いですが、第一分野では毎年確実に計算問題が出題されています。
がんばって対策していきましょう。
次に記述問題です。
こちらは第一分野、第二分野問わず、毎年数問ずつ出されています。
記述問題の大きな回答欄に身構えてしまう方も多いのではないでしょうか。
記述問題はあくまで、暗記の延長です。適当に書けばいいというわけではなく、
必ず使うべき単語たちが決まっています(その単語が回答文に入っていないと減点される)。
逆に、その単語たちが頭に浮かべば、あとは関連する知識で、単語と単語を文でつなげばOK。
しかし、ただ単語のみを頭に詰め込んでいく学習では記述問題で正答が出せません。
必ず単語の背景にある知識、それが理科的にどういう現象・物体なのかまで理解して、
次に進むようにしましょう。
完答には深い知識が必要ですが、記述問題にはほぼ必ず4点が与えられており、
部分点も狙えます。分かる部分だけでも、積極的に答えていきましょう。
今回は第一分野・第二分野通じて、特に注意が必要な2タイプの問題を取り上げました。
取り組み方次第で、まだまだ点は伸ばせます!