2012年9月18日
茨城県 高校入試 社会シリーズ(第3回)~公民分野総括~
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
皆さん、暗記科目の対策にどこまで時間が割けているでしょうか。
今回は、高校入試の社会、公民の範囲です。
公民の範囲は、公立中学を中心に多くの学校が中3で取り扱う範囲になると思います。
そのため、入試が近付いている時期にも、授業で学習を進める範囲であるという
取り組みにくさがあります。ですから、
学校の授業進度に合わせて、事項の理解と問題演習を並行して進めていく必要があります。
学校の授業で公民の範囲がひと段落するまで待ち、後でまとめて演習する…
というのは二度手間です。
公民の大問である③の配点は20点であり、
①地理や②歴史の30点と比べるとやや軽い配点になっています。
効率的に対策を進め、時間をとられすぎないようにしましょう。
問題の内容としては、他分野、特に地理分野と比べると、
純粋な知識を問うのみの素直な問題が多い印象です。
重要な語句の意味をしっかり把握して、単語が頭の中で整理されていれば答えられます。
範囲は幅広く、様々な単元から出題されるので広い対策が必要ですが、
特に政治の範囲は毎年出題されており、重要な範囲でもあるのでしっかりおさえておきましょう。
他、頻出の範囲は経済や福祉の領域です。
また暗記内容を答える問題が多数を占める中、表やグラフの数値を見ながら
思考力が問われる問題も、おおむね毎年出されています。
この手の問題は、じっくりと考えれば必ず答えが出せる問題ですので、落とさないようにしましょう。
授業との兼ね合いも含めて対策が難しい公民分野ですが、
取りこぼさないように学習を進めていきましょう!