教育プランナーブログ

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
各教科の高校入試シリーズをお送りしてきましたが、今回が最後です。
最終回は、国語の第3回ということで、作文についてお伝えしていこうと思います。
 
茨城県高校入試の国語は、例年5題で構成されている、というのはこれまでもお話してきましたが、
この国語問題の一番最後、⑤のラストに待ち構えているのが作文です。
作文というと、身構えてしまう方も多いのではないでしょうか。
 
まずは形式から見てみましょう。
例年ワンフレーズで「テーマ」が与えられ、それについての自分の考えを
160文字以上200文字以内でまとめる、という形が踏襲されています。
「テーマ」に加えて、ある程度の方針を指示されたうえで、二段落構成にせよという”縛り”で
文章を組み立てることになります。配点は毎年10点分、国語全体の1割ということになります。
 
確かに、50分という短い時間の中で分量の多い問題をこなしてきて、
一番最後にこのような重たい設問をこなさなければならないというのはとても骨が折れます。
10点という配点がミソで、部分点も狙っていけるため捨て問にするには惜しいですが
だからといって時間をかけすぎると他の設問にかけられる時間が無くなってしまいます
逆に、大問①から順に解いていって最後に作文に取り組んだら、中途半端に終わってしまい
時間をさいた割に点が全然もらえなかった…という事態も避けたいです。
 
…なんだかテクニック寄りの話になってしまっていますが、
皆さんが取り組むのは入試問題である以上、
この作文の設問は、作戦を立ててうまくかわす必要があるでしょう
限られた時間の中で、他の問題との点数配分を考えながら解くものであって、
作文コンクールに出す文章を作るわけではないのです。
 
まずは、いくつか過去のテーマに取り組んでみて時間を計りながら答案を作ってみましょう
完成度の高いものを作ることよりも、与えられた条件から外れていないこと、
文章が筋道だっていることを重要視します。
 
自分がだいたいどれくらいの時間で体裁を整えられるのか把握したら、
次に国語の問題全体を見て、どのタイミングで解くか・時間配分を決めます
自分の解きやすい順番で解いてよいのですが、
大切なのは「作文の設問に何分割くのかを決める」ということです。
漫然と取り組んでいると、何十分でもこだわってしまうおそれがあります。
100点満点中の10点分、ということを意識しましょう。
 
また時間が無くなったら切り上げる勇気も必要です。
ただ、空欄にしてしまうのはもったいないです。必ず部分点が稼げる設問ですので、
とにかく間違いを恐れず回答していきましょう。
 
さて、これまで高校入試問題について取り上げてきました。いかがでしたでしょうか。
過去問をじっくりたっぷり研究しつくして、1点でも上の得点を目指していきましょう!

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