2012年10月16日
茨城県 推薦入試対策のポイント
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
そろそろ入試シーズンも近づいてまいりました。
大学入試を控えた方は、まずは推薦入試と意気込んでいる方も多いのではないでしょうか。
本日は推薦入試についてお話させていただきます。
ご存知の方も多いかと思いますが、茨城県の公立高校入試では、
学校長による推薦入試制度が今年度より廃止され、一般入学者選抜・特色選抜、及び
第2次募集のみに変更されました。
今回の記事は推薦入試がテーマということで、
おもに、茨城県内の大学における推薦入試についてお話いたします。
まず、筑波大学の推薦入試は、全ての学類で実施されています。
小論文・面接が課されていますが、学類によって小論文の形式は様々です。
おおむね文系の学類では文章読解力を試すもの、理系の学類では学力を測定する課題を出すもの
が多いようです。これに高校における成績や活動の成果を加味したうえで、合否が判定されます。
一方、茨城大学の推薦入試も、全ての学科で行われています。
茨城大学は小論文のある学科とない学科があり、文系の学科では数百字の記述式小論文が多いです。
理系の学科では面接+面接時の口頭試問という形が多いようです。
高校における成績や活動の成果が加味される点は同様です。
さて、このように見てみると、推薦入試の概観的な傾向は、筑波大学・茨城大学で
大きく変わらないように見えます。しかし問題の傾向や雰囲気は、当然大学ごとに特色があります。
やはり、対策を過去問ベースで行うことが必要です。
この時期は過去問に当たるのはもちろんのこと、似たスタイルの他大学の問題を解くことも
大きなプラスになります。日程が近くなってきたら面接の実地練習も必ず行っておきたいです。
面接を行うのが入試本番で初めてなのか、既に経験しているのかでは、
心構えや応対がだいぶ変わってきます。
機会を得るのは難しいかもしれませんが、先生に相談してみるといいでしょう。
最後に、もう一点補足しておきたいのが、「推薦入試は大学入試の一チャンス」ということです。
小論文を気にしすぎるあまり、センターや二次対策に手が回らないというのは本末転倒です。
ペース配分を常に心がけましょう。
本日は、大学入試における推薦入試についてお話ししました。
対策のしにくいイメージのある小論文・面接ですが、自分なりにうまく取り組んでいきましょう!