教育プランナーブログ

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

前回に引き続きまして今年度の入試動向についてお話させていただきます。

今回は、高校入試の動向に焦点を当てていきましょう。

 

昨年度の動向を見てみましょう。まず、公立高校についてです。

昨年度は、水戸第三高校が一昨年度に比べ大きく倍率を伸ばし、

一般入試倍率トップとなりました(1.41倍→1.85倍)。

また、一昨年度倍率トップの水戸第一高校は例年通り高い倍率を誇っています(1.74倍→1.74倍)。

これに次いで昨年度倍率の高かった公立高校としては、

土浦第三高校(1.62倍)、牛久栄進高校(1.51倍)、竹園高校(1.41倍)などが挙げられます。

他にも偏差値上位に位置する土浦第一高校をはじめ、日立第一高校、竜ヶ崎第一高校、

緑岡高校なども1.2~1.3倍で推移しており、各通学エリア内における上位校の人気

如実に表れています。地方の公立校で定員割れが進む中、

昨今の公立高校入試は「上位校志向」「人気の二極化」とまとめられるでしょう。

 

私立高校では、江戸川学園取手高校(医科)が例外的に高い状況です(2.4倍)。

普通科としては、合格者数の少なさからも茗渓学園高校の(男子3.8倍、女子1.7倍)が目立ちます。

他には、茨城高校の1.5倍、東洋大学附属牛久高校の1.3倍などがやや目立ちますが、

多くの私立高校は、上位校の江戸川学園取手高校(普通)・土浦日本大学高校・常総学院高校

を含め、1.2倍以下で推移している状況です。

私立高校は、概ね例年の倍率を踏襲する学校が多いということが言えるでしょう。

公立高校入試が“一発勝負”になることから、併願校としての出願は増える可能性がありますが、

今年度は私立高校入試自体に大幅な変革はなく、倍率に反映される要素は少なそうです。

併願校としての位置づけも含め、じっくりと検討していきましょう。

 

今回は高校入試における入試情勢をお話いたしました。

入試制度の変化はありましたが、その倍率への影響を過度に不安がる必要はないでしょう。

改めて冷静に、第一志望校の最終決定をしていきましょう。

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