2013年2月20日
茨城県 苦手克服への近道はコレだ!
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
さて、前回は学年末テストの意義(=「総まとめ」「次の学習につなげること」)と、
対策についてお話いたしました。
今回はその流れを受けて、苦手克服をテーマにお話しします。
学年末テスト前後で、今自分が理解できていない範囲、自信のない範囲、つかみにくい範囲
というものが誰しも浮かび上がってくると思います。
また、学校を休んでいたときの範囲が抜けてしまっていて、苦手意識が残っている…
といったこともあるかもしれません。
安心してください。
その苦手意識を克服する絶好の機会が、これからやってくる春休みです。
学年末テストの結果をふまえ、総復習しながら苦手をつぶしていくのに、春休みは最適です。
もちろん、すでに、「この分野が特に弱い」という明確なものがある方は、
今から学年末テストに向けて、まず「見えている苦手」を克服していくのも有効でしょう。
それでは、苦手克服までの流れを追ってみましょう。
何事もそうですが、やはり克服するためにはまずは敵を知る必要があります。
いつも失点している場所はないか。あやふやなまま、目をそらしている場所はないか。
学校の授業で、ここまでの復習で、やり残した場所はないか。
自分を見つめ直すつもりで、苦手を検索していくのです。
そのために役に立つのは、やはり過去の自分、特にこれまで取り組んだ定期テストや模試です。
もう一度見返してみましょう。そして、苦手分野をリストアップしていきましょう。
各教科ごとに、この教科はここが弱い…と課題を明確にすると、やる気が出ます。
そして、リストアップした項目は、基礎の部分から徹底的にやり直します。
もう一度まっさらな気持ちで、教科書の基礎に当たるのです。
「ここは簡単すぎるし…」などと思わず、記憶をリセットしたと思って取り組みましょう。
「急がば回れ」です。
そもそも苦手がどこなのか分からない、何が分からないか分からない…という方。
そんな方は、思い切って今学習している範囲の、ずっと前まで戻ってみるのが良いでしょう。
勇気は要りますが、「ここなら分かる」というところまで戻ってみるのが、この場合の近道です。
改めて一から積み上げていけば、苦手意識を埋めていくことができます。
このように、苦手をつぶしていくには根気よく、じっくりとその単元に取り組む必要があります。
急ぐあまり効率を意識しすぎるのはNGです。
まとまった時間がとれ、苦手が検索しやすいこの時期に、
苦手の数を一つでも多く減らしていきましょう。