2013年7月23日
茨城県 夏休みの勉強法(中1,2・高1,2向け)
いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
いよいよ中高生のみなさんも夏休みスタートの時期かと思います。
部活動や課外活動に励む皆さんも多いでしょうが、やるべきことをやらずに遊び呆けてしまうのはNGです。
今回は、非受験の中高生の皆さんを対象として、夏休みの過ごし方についてお話いたします。
夏休みを前にして、学校では膨大な夏休みの宿題が出されているかと思います。
まだまだ夏休みは長いし、とりあえず後回し…ではいけません。
夏休みの課題に取り組むなら、肝心なのは夏休み初めのこの時期です。
この時期にしっかりと課題に取り組む流れを作っておかないと、あっという間に8/31になってしまいます。
中高生の皆さんにぜひ行ってほしいのが、学習計画のカレンダーを作る、ということです。
重要なのは、「いつまでに」「何を終わらせる」のかをカレンダーに明記することです。
日割りで計画表を作るのも良いでしょう。
夏休み中には部活の大会があったり、どこかに旅行に行ったり、予定も色々入っていることでしょう。
また夏期講習を予定に組み込んでいる方や、大型の模試を受験する方も多いはずです。
そう言った予定を加味して、課題に取り組む配分を決めます。
「大会の1週間前は部活に専念する。大会が終わったら、その分次の週に挽回して模試に備える」
というように、夏休み全体のスケジュールをイメージし、計画表を序盤に作成してしまうのです。
億劫に感じる方もいるかもしれませんが、これには大きな意味があります。
もちろん円滑に夏休みの課題を進められる、というのもそうですが、
“まとまったスパンの間の学習計画を立て、それを実行する”というトレーニングができるのです。
受験勉強は、この「計画を立てる→実行する」の繰り返しなのです。
計画を立てる上で、ひとつ大切なポイントがあります。
それは、「下方修正の余地を残す」ということです。
意気込んで計画を作るのは望ましいことなのですが、
スケジュール通り完璧にこなさないと達成できない計画表はあまり好ましくありません。
イレギュラーな行事が入る日や、計画通り思うように学習できない日も出てくるのが自然です。
そういった場合のために、出来なかった課題をこなすための、予備日をあらかじめ設けておくのです。
どれぐらいの頻度、どれぐらいの回数で設けたらいいかは、個々人で異なってきます。
その感覚を自分の中でつかむためにも、ぜひ計画表を作ってみましょう。
付け加えると、受験までまだ時間がある今年の夏休みに、是非やってみてほしいことがあります。
それは、受験の情報を集めるということです。
やはりお勧めは、実際に学校を見て回ること。
特に大学受験においては、オープンキャンパスが各学校で開催されますので、積極的に参加していきましょう。
(※以前の記事「オープンキャンパス 筑波大学」「茨城キリスト教学園中学校高等学校」もご覧ください)
実際に学校を訪れてみたり、入学した先輩の話を聞いてみたり…色んな方法で学校を知れます。
まだ第一志望が定まっていない状態でもかまいません。
まず受験の空気を肌で感じてみることで、モチベーションも上がってくるはずです。
やることも盛りだくさんな夏休み。きちんと計画を立てて、効率的に学習していきましょう!