2013年8月23日
茨城県 高校入試 国語編
お世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
今回は茨城県の高校入試シリーズとして、最後に国語についてお話しさせていただこうと思います。
茨城県の高校入試において、国語の問題は小説、論説文、古文、詩、そして小論文が
それぞれの大問に分かれており、それらについて選択肢と記述で回答するという形式で、
難易度も全国的に見ても標準的な内容となっています。
とはいえ、国語のテストに対して苦手意識をもっている方は多いと思います。
国語の問題に対してどういった対策をとればいいのかをお話しさせていただきます。
まずは、基礎知識をしっかり固めましょう。
国語の問題は文章を読んで答えるだけで予備知識など必要ないだろうと思われている方もいらっしゃると思いますが、
それぞれの大問に1,2問含まれている基礎知識についての問題は、国語の試験において重要な得点源です。
基礎知識が身に付いていることで、解きにくい国語の試験でも確実に点数がとれる部分ができることで
余裕を持って読解に取り掛かることができます。
中学生で習う常用漢字、古文の単語力、漢文での文法問題などは、
ほかの教科と比べてもちょっとした努力で暗記することができます。
まずはここで点数を安定してとれるようになることが重要です。
国語の問題で一番困るのが読解であると思います。
なぜなら、なんとなくで解いていても解けるときは解けてしまうからです。
逆に間違った時に自分がどうして間違ったのかが分かりにくいことが国語の試験勉強を難しくしている要因です。
国語の試験勉強は、見直しがきちんとできるかどうかがほかの教科よりもより重要です。
見直しのポイントとしては、解説で問題文のどの文章に注目しているか、どうしてその文章に注目するのかをよく見てください。
それと見比べて、自分がどうして間違った回答をしているのかをよく考えましょう。
その繰り返しの中で国語の試験で求められる読解力が身に付きます。
国語の試験で求められるのは、文章に対する読解力ではなく問題に対する読解力です。
それを身につけるためにも解説をきちんと活用してください。