2013年9月20日
茨城県 中高一貫校のメリット・デメリット
お世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。
今回は最近茨城県でも数が増えてきた、中高一貫校についてお話しさせていただこうと思います。
中高一貫校の基本的な考え方は「生徒個々の能力を伸ばすため、教育に一貫性を持たせる」
ということです。つまり中学校と高校の指導内容を一貫して作成することにより、
生徒の学力をより効率よく伸ばすことが中高一貫校の目的であり最大のメリットであると言えるでしょう。
また、高校受験をする必要がないということも、将来を決めるにあたってひとつの障害が減るという意味では
メリットとなります。
茨城県では常総学院、江戸川学園取手高等学校などが有名な中高一貫校ですが、
これらはそのメリットを十分に活かし、中等部と高等部の教師が連携して指導に当たっています。
カリキュラムとしても中等部から高等部へのつながりがスムーズなので、
高校3年生の受験期にはほかの高校よりも早く受験範囲の授業が終わり、
本格的な受験勉強に早く取り組めます。
また、これらの学校では学年が進むにつれてそれぞれの志望校に合わせた特進クラスが設置され、
それぞれに合わせたカリキュラムでの授業を受けられることで受験に対する意識付けを行っていきます。
しかし、これら中高一貫校のメリットはデメリットにもなりえます。
中学受験以来受験を経験しないで6年間を過ごすことで、大学受験の時に
高校受験を経験した周りの高校生に対して受験の経験値で劣ってしまうことや
受験に対するモチベーションを十分に保てないといった問題は中高一貫校では必ず付きまといます。
日々の勉強を軽んじることなくしっかりとした目的意識を持って6年間を過ごすことが必要であり、
家庭教師のトライではマンツーマンの指導でその意識付けの手助けができると考えています。
家庭教師の先生方の中には中高一貫校を卒業された方もおり、その経験を活かした指導を行っています。
中高一貫校の受験から在学中の勉強のフォローまで、ぜひ家庭教師のトライにご相談ください。