2014年5月19日
茨城県 茨城県の高校入試制度を知っていますか
お世話になっております。
家庭教師のトライ 茨城校です。
日に日に日差しが強くなっています。県立受験まで約10か月です。
今回は茨城県の県立入試の制度について取り上げようと思います。
①推薦入学の廃止
平成25年度入学試験から今までの推薦入試が廃止され、3月上旬に行われる一般入学者選抜のみで
入学試験が実施されることになります。つまり5教科の学力検査を必ず受験することになります。
今まで以上に各科目の学力が大切になってきます。
②特色選抜と共通選抜
一般入試選抜は「特色選抜」と「共通選抜」という二つの選抜方法に分類されます。
特色選抜とは、「文化、技術及び体育等の分野において優れた資質・実績を有する者を対象とする選抜」
です。応募資格・募集人数は各学校が定めます。特徴としては、学力検査と調査書の他に
面接などの選抜資料を統合して合格者を決めるという点です。試験内容の詳細は各学校が決める形に
なるので、志望校に直接問い合わせるなどして確認する必要があります。
共通選抜は今までと同様に学力検査と調査書による選抜になります。
現行同様、A群B群という二段階選抜によって合格者を決定します。
A群は学力検査の順位が募集定員から特色選抜の合格者数を引いた数の80%以内にあり、
調査書の順位も募集定員から特色選抜の合格者数を引いた数の80%以内にある者となり、
残りをB群として扱います。
A群に属するものは原則的に合格となりますが、調査書の記載内容や学力検査の結果に
特に問題のあるものはB群として扱われることになります。
B群から学力重視及び調査書重視の選抜で合格する比率は8:2~2:8から各学校が決定します。
③学力検査
国語・社会・数学・理科・外国語(英語)の5科目各100点満点で行われます。
試験時間は各50分ずつ。
出題内容は、中学校学習指導要領に基づくものとなっています。
外国語(英語)には聞き取りテスト(リスニング)も含まれます。
受験制度に合わせての学習が、合格への一歩につながります。
受験まで時間があると思っていても、あっという間に時間は過ぎてしまいます。
時間の有効活用を心がけましょう!