教育プランナーブログ

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こんにちは。

家庭教師のトライ茨城校です。

 

今回は、共通テストの世界史の概況についてお伝えいたします。

 

 

世界史B

 

平均 65.83点(昨年比+2.34点)

分量 例年並み

難易度 やや易化

大まかな傾向  グラフ読み取り問題が減少し、長文読解問題が増加した。

 

問題構成

(大問数 5 解答番号数 34)

 

1 学術関連史 (↓の問題pickup で詳しく解説!)

2 歴史資料読解

3 人々の交流と社会の変化

4 多様な歴史評価

5 墓廟関連史

 

 

概観 

問題数に変化はありませんでしたが、グラフの読み取り問題が出題されず、やや易化しました。ただし、長文の穴埋め問題が増加し、文章が示す内容を正確に把握する力が求められました。

 

問題pickup

第1問は、伝記の題材となった人物の功績から、イスラームの基礎用語を解答する問題でした。

未知の人物(通常教科書に掲載されず学習しない)が題材となっており、解答までには

①選択肢を確認し、用語の名称と解説の組み合わせをおさえる。
②本文を読み取り、題材となる人物の功績を把握する。
③人物の功績から、どちらの組み合わせに当てはまるかを検討する。

という3ステップが求められました。

 

来年に向けた対策方針

 

歴史的な資料を長文として扱い、その中で用語や空欄を問う問題が多く出題されました。
これまでのブログでも取り上げてきたとおり、読解力が世界史においても求められます
知識と結び付けながら、資料中の文章が示す意図や背景を正確に把握できるかがポイントとなってくるでしょう。

 

その他の対策方針

 

知識

資料を正しく読むには世界史の知識が不可欠です。教科書の知識は繰り返しインプットしておきましょう。
 

考察

考察するには必要な情報を正確に抽出する力が必要です。資料中の重要語句にチェックをつける(線を引くなど)クセをつけましょう。

 

理解

学習した内容を時系列順に整理してノートにまとめ、歴史の大きな流れを理解しましょう。
 

地図

地理的な知識を問われる問題も出題されます。
日頃から地図帳を開くクセをつけましょう。「いつ」だけでなく「どこのことなのか」を確認しましょう。

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