2011年7月24日
大分県 小中学生の学力急上昇!
先日、大分県教育委員会より、平成23年度 基礎・基本の学力定着状況調査の結果が公表されました。
調査は平成23年4月19日に行われ、
対象者は、小学校5年生の児童(300校、10,205人)と、中学2年生の生徒(140校、10,175人)。
大分県では、4教科で全国平均を上回りました。各教科の偏差値は、
小学校国語49.4(昨年度±0) 小学校算数50.3(+0.6)
中学校国語50.2(+0.9) 中学校数学50.8(+0.6) 中学校英語50.0(+0.2)
といった結果でした。今後の課題として小学校国語の学力向上があげられます。
また、今回の基礎・基本の定着状況調査で出題された内容を一部紹介します。
中学校数学:
①正負の数・・・絶対値について理解しているか。正負の数の大小を不等号を使ってあらわすことができるか。
加法・減法・累乗を含む正負の数の乗法ができるか。かっこを含む正負の数の四則計算ができるか。
②文字式…数量を文字を使って表せるか。文字の部分が同じ項をまとめることができるか。1次式の数の乗法ができるか。
文字に数を代入しその式の値を求めることができるか。
③1次方程式…正しく移行できるか。1次方程式を解くことができるか。比例式を解くことができるか。
文章題(問題にあった式をたてれるか)
④比例・反比例…比例の関係にあるx とyを式に表すことができるか。反比例の関係にあるxとyを式に表すことができるか。
⑤平面図形…線対称や点対称な図形の意味とその性質がわかるか。平行移動、回転移動、対称移動させた図形がわかるか。
⑥空間図形…円錐や球の表面積を求めることができるか。角錐や円錐の体積を求めることができるか。
球の体積を求めることができるか。空間図形における2直線の位置関係(ねじれの位置)がわかるか。
投影図からその立体が分かるか。
⑦資料の散らばりと代表値…度数分布表やヒストグラムを読み取ることができるか。
上記の項目はすべて基礎・基本の内容です。
項目を見て、ピンとこない、言葉の意味が分からない場合、基礎の見直しが必要だと思われます。
小、中学生の皆さん、受験生に限らず、授業が一旦ストップするこの夏休みは基礎を見直し、徹底的に復習するチャンスです!
ぜひ長い夏休み、計画的に勉強しましょう!!