2011年10月27日
大分県 中学受験:国語
中学受験について、今回より教科別にお伝えします。
志望校によって、傾向も出題内容も異なります。参考にしていただければと思います。
【国語】
≪大分豊府中学≫
聞き取り検査2問(23点)・・・放送内容のポイントを聞き取り、問題内容を提示されて答えていく問題
作文問題・・・140~180字程度で自分自身の考えや経験を踏まえて述べさせる(表現力と文章力を問われます)
≪大分大学教育福祉科学学部附属中学≫
漢字・言葉の知識を問われる問題10問程度・・・漢字の書き読み、敬体、常体、文章表現、部首、主語述語
説明文・書き抜き問題・・・文章の構成、記述(30字~40字程度)、段落構成、接続語
物語文・適語選択問題・・・書き抜き、記述(20字程度)
≪向陽中学≫
漢字10問・・・5、6年生で習った漢字が多い
説明文・・・適語補充問題が非常に多い傾向。文章を正確に読み取る力をつけましょう。
物語文・・・指示語、言いかえ問題、文章記述問題(10~30字程度)
≪岩田中学≫
60分、100点満点。72~75点が合格平均と言われています。
論説文・物語文・俳句・詩・漢字といった一般的な出題傾向。
作者や登場人物の心情を掴んで答える問題が出題されるのが特徴。
四字熟語や漢字やことわざといった問題は確実に押さえる必要があります。
詩や俳句の出題もあり、普段から時間を取った対策が必要です。
≪大分中学≫
論説・随筆・物語。60分、100点満点。難易度は若干高め。
語句の意味や下線部の内容適語補充、抜き出し記述問題、記述(20~35字)。
文章を正確に読み取る問題が多くなっています。
符号選択問題も多いですが、文章中から抜き出す問題と文章中にない語句を答える問題とがあり、
どちらの問題かを意識しながら解く練習が必要です。
問題量が多いのも特徴です。時間が足りなくなる生徒が多くいます。
国語には、毎日の音読やスピードを意識した勉強が必要です。
次回は算数についてお伝えします。