2011年5月9日
東京都の中学生のみなさんへ~「中間テスト」の考え方~
こんにちは、家庭教師のトライ東京本部です。
ゴールデンンウィークも終わりました。
さっそく第1回目の定期テスト、中間テストが実施されます。
三期制(一学期、二学期、三学期)の学校では、一部の学校を除き、
ほとんどの中学校で5月に「一学期中間考査(テスト)」が行われます。
年度最初の中間テストには、その時点までの学習到達度を知るという大きな目的があります。
また、学年によって、その意味合いが異なることにも注意が必要ですね。
★★★ 学年別 これが一学期中間テストの考え方! ★★★
中学一年生 … 生徒の学力、学習の取り組み方に対する最初の評価
中学二年生 … 大きく点差がつくテスト
中学三年生 … 内申点を上げる絶好のチャンス
◆◆◆ お勧めしない一学期中間テストの考え方 ◆◆◆
中学一年生 … とりあえずテストを受けてみて結果を見てみる
中学二年生 … 部活が忙しいから三年生からがんばる
中学三年生 … 内申が決まるのは二学期だからまだ様子をみよう
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ここからは、中学生の生徒さんをもつ親御さんや先生に向けて。
中学一年生の初めての中間テスト、特に英語は一般的に点数が取りやすいといわれています。
テストに向けた学習では、
採点基準を知る = ルールを知る
テストを想定した勉強(練習)をする = リハーサル学習
の二つが大切です。これはスポーツなどでも同じことですね。
実際にアルファベットや単語を書かせてみて、罫線の中のアルファベットのおさまり具合や間隔、
雑な書き方になっていないかどうかのチェックが必要です。
また、大きな落とし穴が「質問に対する答え方」です。
生徒さんは、何ともない問いに対し、時折びっくりするくらい見当違いな解答を書くことがあります。
以前出会った「小学校から英語を習っていた」という生徒さんで以下のようなケースがありました。
【問題】大文字で書いてあるものを小文字で書きなさい。
1. BOOK → 本
2. FLOOR → 花
3. BOX → 箱
単語の意味を聞かれていたら正解ですが、問われているのは「小文字で書き換えること」ですから、
この場合全問不正解となります。1問2点で5問あったら10点を失います。
こういったことが実際におきてしまうのです。
生徒任せにせず、きちんと準備をし、ぜひ力を発揮してほしいものです。