2011年6月2日
東京都の中高一貫校の皆さんへ
こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。
6月を迎えました。中高一貫校の多くで第一回目の定期テストが終了しました。
これから順次結果が返却されると思います。
大学受験を目指している方も、内部進学を目指している方も、
今学校で学んでいることがどこまで理解できていて、どこを取りこぼしているのか、
しっかりと把握することが大切です。
特に、テスト前対策のスタイルで勉強を進めている生徒の皆さんは注意が必要です。
学年が上がるにつれて、
① 内容そのものが高度になる
② 脳の記憶の仕組みがかわってくる
のです。
今まではテスト直前の丸暗記で乗り切れていたはずが、
だんだんうまくいかなくなるということが起こります。
そのため、結果が出なくなってくるのですが、それを「記憶力がないから」と結論付けてしまいがちです。
成績の下落兆候が見られた場合は、記憶力に原因を求めたり、たまたま点数が悪かっただけと結論付けたりするのではなく、
勉強の進め方、勉強のスタイルをもう一度見直すことが必要です。
これまでに身につけておくべきことが積み残された状態のままでは
根本原因が解決されていませんから、次のテストでは一層丸暗記に頼ることになり、厳しい結果が予想されます。
部活があったり、習い事があったりという中で、どうやって勉強の時間を作るか、
「時間のマネジメント力」
を身につける良いチャンスです。