2012年1月24日
東京都 三学期の過ごし方(中学生)
こんにちは。家庭教師のトライ東京本部です。
23日の雪は大変でした。翌日には快晴となりましたが、それでも朝方は雪が残り、
路面も一部凍結、恐る恐る歩きながら通学された方もたくさんいらっしゃることでしょう。
【高校受験をする中学三年生】
受験真っ盛り、推薦入試が実施されます。見事に合格された方はいち早く高校入学準備を始めましょう。
受験生は、2月10日から私立高校の一般入試、2月23日に都立高校の一般入試があります。
この時期は受験対策に尽きます。合格目標点を取るために必要な勉強にしっかり取り組んでください。
◎受験終了後、すぐに取り掛かりたい高校準備
<英語>
英語の基礎、文法知識は中学生の間に大半のことを終えていることになっています。
一部の高校では、習熟度別クラス編成により、中学一年生レベルから英語をやり直すこともありますが、
基本的には中学文法をマスターしているという前提で授業が進みます。さすがに高校レベルになると、
テスト直前丸暗記型で定期テストを乗り越えるのは厳しいです。他の教科は差し置いても英語の復習です。
<数学>
高校入学後、初めは計算分野を履修することが大半です。高校一年生一学期の対策として、
「式の展開」・「因数分解」・「平方根」は必ず復習しましょう(数学Ⅰ 「数と集合」の基礎です)
【高校受験予定の中学一年生・二年生】
学年末の時期は、個々の学力状況や目標によって取り組むべき課題が異なります。
科目によっても異なりますのでしっかり状況分析を行い、学習計画を立てることを強くお奨めします。
<英語>
ほぼ全員が共通して復習をしておくべき科目です。英語は完全積み上げ型の教科です。
どこか不十分なところが残されている状態だと、「勉強しているのに点数がとれない」ということが起こります。
特に、動詞は意味を覚え正確に書けるようになること、中2生は、過去形、過去分詞形、不規則動詞を
マスターすることです。 ※動詞をマスターすると長文読解力も飛躍的に高まります。
<数学>
三学期は、図形や確率を勉強しますが、通常一学期は、新中2、新中3とも計算分野を学ぶことが大半です。
つまり、この時期に学んだことに関する単元は夏休み以降の勉強につながります。
春休みに復習をするチャンスがありますが、どちらかというと数学は新学期の予習をしたいところです。
今学んでいる単元が、積み残しにならないよう今の時期に解決するようにしましょう。
【中高一貫校の中学生】
◎都内の完全中高一貫校(高校募集を行わない学校)
6年間のカリキュラムになっていますから、進度も早く、中には取りこぼしが発生し苦戦している生徒もいます。
とりあえず目の前の定期テストのための短期丸暗記学習をしている場合、そろそろ通用しなくなる時期です。
特に英語と数学は必要に応じて、戻り学習を行い、基礎をしっかり固め直すことを実行しましょう。
主な完全中高一貫校
麻布 跡見学園 頴明館 桜蔭 鷗友学園 大妻 大妻多摩 大妻中野 学習院女子
吉祥女子 暁星 共立女子 恵泉女学園 光塩女子学院 晃華学園 駒場東邦 芝
女子学院 白百合学園 聖心女子学院 世田谷学園 田園調布学園 田園調布雙葉
東京純心女子 東洋英和女学院 獨協 富士見 雙葉 三輪田学園 武蔵(私立) 山脇学園
立教女学院 早稲田 和洋九段女子 など
◎高校募集がある中高一貫校
高校入学組と内進生(内部進学)の学力差が大きなテーマになっています。近年の傾向として、
内部進学による高校入学にあたり、成績等のハードルを厳しめに設定する高校が飛躍的に増えています。
学年末のこの時期にしっかり取り戻し学習を行い、勉強の負債を積み立てないようにしましょう。